メダカ大好き里山です。
ワサビ水槽立ち上げが2月17日。それから1週間が経過しました。
水槽の水は一段と澄んで来て、見るのが楽しみなくらい。セリも茂ってきています。土と川砂に定植した株も元気です。
今回は経過報告です。
ここまで違う?同じ荒木田土入りなのに
ワサビ水槽には赤玉土、川砂、荒木田土と、3種の土が使われています。立ち上げ直後の様子は別記事に詳細を書きました。
それから1週間後がこちら。
水がキレイ!!本当にびっくりするくらい綺麗です。
藻も繁殖しないような綺麗過ぎる水は、決して魚にとって好ましいものではありませんので、その点は一先ず置いておきます。私が驚いているのは、同じ分量の荒木田土を使った2つの水槽が、ここまで違うのかということです。
写真を見比べてみると一目瞭然。レイアウト云々の前に水の透明度が違います。
水に何が影響しているのか
最初の試作水槽は荒木田土と赤玉土の2種。ワサビ水槽はそれに川砂を加えた3種です。
この2つの水槽は大きさが違います。ワサビ水槽の方が1.5倍程大きいため、入る水の量も多いです。ですが、それで濁りが薄まっているという感じではありません。
試作水槽は立ち上げ1週間経っても、今現在でも、水は白く濁って汚いまま。ドジョウ投入前からずっと変わりありません。ワサビ水槽は1日で濁りが消えました。
これが違いの理由かな?と思ったのが次の2点です。
土を捏ねて使った
試作水槽は袋から出した荒木田土をまま使いました。ワサビ水槽は一度捏ねて使用しました。
これは注水時に土が舞うのを軽減させる目的で行った処置です。
初めての時は乾燥した状態で使用しました。結果、多量の土が舞い、ひどく水が濁ってしまいました。最初から水を加えた泥状にしておけばこの状況は防げるだろうと、ワサビ水槽では捏ねてから使用しました。
荒木田土がむき出しではない
水槽の水は時間と共に蒸発するので、定期的に水を足す必要があります。
この時、水流に乗って土が舞うと厄介です。水草や流木の上に降り積もってしまいます。飼育している生物も迷惑がることでしょう。
ワサビ水槽は給水ポイントに石を設置。直接底土に水が当たらないようにしました。また、セリを定植した荒木田土にも赤玉土を被せ、他に土が流れていかないようにしてあります。
試作水槽の方も給水ポイントには流木があり、土が全体に広がっていかないような工夫はしてあります。が、土はむき出しです。赤玉土の上に荒木田土が被っています。
果たして、これが理由なのでしょうか?あと数回実験してみないと、はっきりはしませんね!
水温上昇による変化はあるのか
問題なのは夏です。水温の上昇により様々な生物が活性化します。藻の繁殖もその内のひとつで、寒い時期には見られない変化が出て来ると予想されます。
水が透明であっても、荒木田土を使用していることには変わりありません。アオコが発生した夏の田んぼのように、水面が緑に染まってしまわないか心配です。
メダカとワサビと夏
ワサビは半日陰を好む植物です。そのため、ワサビ水槽も半日陰のような場所に設置してあります。一緒に定植してあるセリも半日陰が好みなので、植物的に大きな問題はありません。
問題はメダカです。
メダカにはお日様の光が必要です。程好く日光浴させてあげないと成長しません。
様子を見てからですが、ゆくゆくはワサビ水槽にメダカを移したいと考えています。この時、ワサビとメダカは仲良くやっていけるのでしょうか。
買って来たセリは元気です
写真左、黄緑の色の子が七草粥の日に買って来たセリです。野生のものは紅葉気味で赤くなっているので、簡単に区別がつきます。
外に出してからも順調に成長しており、茎が一回り太くなりました。
カイワレ大根のような細さだった購入時、今では見違える程に立派になりました。嬉しい!
おわりに
今のところ水槽は順調と言えそうです。ワサビの葉も大きくなってきていて、毎日見るのが楽しみで仕方無い。
あまり水槽を作り込んでしまうと、後々の管理が大変です。わかっていても楽しいから作りたくなってしまいます。
今回のワサビ水槽を踏まえた上で、次回は田砂と小石を使って水槽を立ち上げたいと思っています。(すでに水槽用発泡スチロールと田砂は確保済。)