田砂と川砂。同じ砂でも水槽に使うならどっちが良いの?使ってみた現場から

メダカ大好き里山です。

水槽の底材に砂を使っています。田砂(たずな)と川砂です。田砂はアクアリウム界ではメジャーな砂であり、使用者も多くいます。

同じ砂でも趣が異なる二種。使ってみた感想を述べていきます。

田砂とは何か

田砂とは、エイエフジャパンという会社が企画販売をしているアクアリウム用の商品です。田んぼの泥(粘土質の部分)を取り除き、砂粒だけを分離精製した硬質の天然砂とのこと。

砂の形

その砂粒は小さく、全体的にほぼ同じ大きさで丸みを帯びています。

この丸みを帯びていることが、田砂の長所でもあります。砂の上を這う、潜るなどする生体にも怪我を負わせる心配がありません。

砂の色

茶褐色です。暗過ぎず明る過ぎず、どちらかと言えば暖かい色合いをしています。

水質への影響

元が田土を洗い流して作られているので、水がほとんど汚れることがありません。

開封直後、水槽導入前に砂を洗いますが、注水しても濁りがほぼ出ません。驚くくらいに綺麗です。

比重も重く、浮くことはありません。

使ってみた感想など

一番驚いたのが、開封直後(未洗状態)であっても水が濁らないこと。今まで園芸土と、ソイル、ボトムサンドと何種類か使いましたが、最初は濁るのが常。水を注いでも一切濁らないことに、本当に驚きました。

色合いは水槽に何を泳がせるか、どんな風景を作りたいかで良し悪しが変わるので評価出来ず。これは商品が云々ではなく、使用者の感覚なので。

砂粒が丸く、手を差し入れてみてもゴツゴツとした感じはありません。メダカやドジョウにも優しそうだなと思いました。

川砂とは何か

サボテン類や多肉植物などに使用される、園芸土の一種です。名前通り川で採取された砂です。

砂の形

粒子は不均一で角があり、ゴツゴツとした印象です。指を差し入れると、ザリッとして砂粒の角が当たるのがわかります。

砂の色

やや明るいグレーです。メーカーが何処で砂を採取して来たかで、色合いは変化すると思われます。

田砂の茶褐色と比べると、冷たく硬い印象の色ですね。

水質への影響

最初の水洗時にかなり濁ります。川底の砂を巻き上げると、一瞬水が濁りますよね。あんな感じで、正直汚いです。

何度か洗っている内に、比重の軽い細かい砂は流れてしまうので、次第に濁りは落ち着いていきます。

田砂のように、巻き上げても静かに沈殿するのみとはいかず、周囲を白く濁します。時間と共に落ち着く濁りではありますが、レイアウトを手直しする時は注意が必要かと思います。近くに石や流木が置いてあると、細かい粒子が積もってしまいます。

砂が動くような衝撃さえ与えなければ、特に問題はありません。

使ってみた感想など

洗うために水を入れた瞬間に、思わず「汚い!」と言ってしまいました。それくらい最初は濁ります。

何度か洗い、水槽に敷き詰めた後も、「水を注ぐ」「流木を動かす」など何か衝撃があれば、細かい粒子が巻き上がり、白く濁ります。これはちょっと嫌ですね。

個人的には、砂の粒子の不均一さが良い味を出しているな、と思っています。

この砂の長所のひとつに、「園芸土として入手可能」というのを挙げておきます。アクア専用商品ではないので、特に探すことも無く、ウェブ注文する必要もありません。ホームセンターで実際に商品を手に取ることが可能です。

キロあたりの価格も高くなく、手頃かと思います。

どちらがオススメ?田砂と川砂

アクアリウム商品と園芸土、比べるまでもなく田砂の方がオススメです。大変使い易いと思います。

しかし、個人的に好きなのは川砂の方です。どこか自然の風景を連想させてくれるからです。

時間経過で潰れてしまう赤玉土と違い、洗って何度でも使えるのは両砂の共通メリットでしょうか。