メダカ大好き里山です。
本日、メダカ用に購入したアイテムが届きました。
ひとつはセキショウ、もうひとつはタマミジンコです。セキショウについては後日、今日はタマミジンコの話。
ミジンコ初心者がミジンコ達人を目指します!まずは観察だ。
タマミジンコが欲しかった理由
タマミジンコの存在を知ったのは、昨年の夏だったと記憶しています。メダカの稚魚が生まれて、エサをどうするか調べていたのがきっかけでした。
なかなか手に入れれなかったのですが、ようやく入手出来ました。
タマミジンコ(Moina)
タマミジンコ科タマミジンコ属
ミジンコ類の分類のひとつで、浅い淡水域に生息する。水田などでよく繁殖し、高密度となっていることが多い。
メスは全体的に丸く、名の由来にもなっている。オスはやや細身。
単為生殖が可能で、メスはメスの子どもを産む。場合によってはオスを産み、交尾をして耐久卵を産む。
さっくりと書きましたが、タマミジンコはそんな生物です。以下、私がタマミジンコが欲しいなと思ったポイントです。
・栄養価の高い活餌
・殻が柔らかく小柄
・食べ残しても水が汚れない
・水質浄化に役立つ
・自家繁殖が簡単
栄養価の高い活餌
エサの質が良ければ、それだけメダカの成育に差が出ます。ミジンコは、メダカをしっかりとした身体、体色に仕上げるための活餌です。
植物性プランクトンやバクテリアを食べて育つミジンコは、栄養価に富んでいます。
殻が柔らかく小柄
ミジンコ類は殻に包まれています。タマミジンコもそうなのですが、他の種と比べ殻が柔らかいのが特徴です。またサイズも一回り小さめ。
生まれたばかりの子ミジンコなら、針子の口にも入り、高栄養の良いエサとなります。
食べ残しても水が汚れない
乾燥赤虫や通常のエサと異なりミジンコは生きています。食べ残したとしても、水槽の中を泳ぎ回るだけで水を汚しません。
水質浄化に役立つ
植物性プランクトンやバクテリアがミジンコのエサです。ミジンコがそれらを食べるので水が汚れるどころか、逆に綺麗になっていきます。
自家繁殖が簡単
高価な活餌ですが、ミジンコは自家繁殖で育てることも可能です。上手に育てれば新たに購入する出費を抑制出来ます。
タマミジンコと対面す
発泡スチロールに入った状態で届きました。
袋ごしに水温が伝わって来ます。断熱と保温に優れた発泡スチロールで輸送されているので、感じている温度が販売者水槽の温度ということでしょう。ネット購入の場合、販売者の方の水槽は覗くことが出来ません。こうした所からもなるべく情報を仕入れます。
色水の入った袋の中には、無数の小さな影が見えました。
どうして良いのかわからず、とりあえず1袋を開封。発送に使われた発泡スチロールの箱に中身を開けてみることに。
初めての生物なので、しばし観察。少量を観察用のプラケースに移動しました。
姿をじっくり観察。成程、タマミジンコというだけあって丸いです。泳ぎ方が愛らしく、見ていて飽きません。
ちょっと可哀想ですが、ティッシュの上に取り出してみました。この立体感、良いですね。
小さくて見え辛いですが、本当に沢山入っています。網ですくうと姿がはっきりと浮かび上がります。
赤味がかっているのは酸素不足からか?体色は透明っぽいらしいのですが、届いたミジンコは赤いのがよくわかりますね。
観察用に袋をひとつ開けましたが、もうひとつは明日、ミジンコ用の水槽を作ってから投入したいと思います。
まだ寒いので活性が上がらないでしょうが、全滅させないよう飼育に励みます。