ミジンコボトラー(怪)の里山です。
以前ミジンコ飼育に失敗したのが嘘のように、毎日たくさんのミジンコが生まれています。温度とエサやりは重要ですね、実感しました。
実際にやっていること、飼育してみて感じたことを書いてみます。
ミジンコを増やすコツ
小手先のテクニックですが、里山が毎日実践し成果をあげていることです。
・ミジンコを見極めてボトルを作る
・3日待っても増えない場合は潔く諦める
・水温を上げ過ぎない
・イーストは予備発酵を行う
ミジンコを見極めてボトルを作る
ボトルを作るには、その元となるミジンコを数匹投入する必要があります。この時、子ミジンコを投入すると、増殖までに時間がかかってしまいます。
子ミジンコが繁殖出来る体になるまで、時間がある程度必要だからです。
ミジンコは寿命が約1週間程の生物です。子ミジンコが大人になるまでそう大して時間もかからないのですが、この僅かな差を埋めることでボトルの運用がスムーズになります。
里山はミジンコを投入する際、丸々と太った(名の通りタマになった)ミジンコを選んでいます。翌朝、早速増えていることが多々あります。
3日待っても増えない場合は潔く諦める
3日待ってもころころしたタマミジンコが増えていない、子ミジンコの数が少ないという場合、潔く諦めてボトルを作り直します。
待っていても増えていかないことが多いからです。
これは、最初に作った水が条件的に良くなかったことが原因かと思われます。中の水は一旦全て廃棄し、ボトルは綺麗に濯ぎます。生き残っていたミジンコはメダカたちのエサにし、増加率の良いボトルから活きの良いミジンコを選び新たな種にします。
水温を上げ過ぎない
ミジンコが生きていくのに快適な温度を保てるようにします。
低温には強いが高温には弱いとのことなので、あまり日の光が強過ぎる場所に長時間放置しないように気をつけています。(ペットボトル内部で水が高温になってしまいます。)
イーストは予備発酵を行う
里山はミジンコ飯にイーストを使用しています。イーストの活性を高めるため、水で溶いてからしばらく放置しています。
効果の程がはっきりわかりませんが、水溶きしてすぐ使うよりは良いようです。
ボトルの運用例
我が家には500mlサイズのミジンコボトルが13本あります。
メダカたちにミジンコを与えるのは夕方で、日中の増殖具合を見て使用ボトルを決めます。
だいたいですがボトルの内訳は……
・エサとして使用するボトル 3~5本
・1日経過ボトル 3~5本
・2日経過ボトル 3~5本
と、こんな感じ。
長く放置しているボトルは1本もなく、くるくると回る感じですね。このやり方なら間引きの必要もなく、水が臭くなり出す頃にちょうど水換えが出来ます。
ミジンコの量も我が家のメダカたちには充分な量です。
水が臭くなる
ミジンコ専用のエサは水が臭くなるのが早かったです。で、イーストに切り替えたのですが……。
最終的にはこちらもかなり臭くなります。水中の菌の増殖量の関係でしょうか。菌を食べてミジンコが繁殖しているので、こればっかりはどうもならない様子。
臭くないエサはないのか
メダカの飼育水で作ったグリーンウォーターでも飼育可能です。他にも探せば色々あると思います。
ミジンコの数に余裕が出て来たので、いろいろと試してみようかな?と思います。
繁殖するミジンコ
稚魚たちの水槽でミジンコがうじゃうじゃと増えています。ビックリするくらいに増えました。
増殖させる時期って本当に重要ですね。3月だったらうまくいかなかったことでしょう。気温が全然違います。
暖かいって素晴らしい。
おわりに
ミジンコは順調に増えています。「メダカのご飯にミジンコを育てる」というミッションは、一応クリアです!