生物との出会いが楽しくて嬉しくて、常に興奮気味の里山です。(病気かw)
今日は1日天気も良く、日中の気温も上がりました。こういう日は里山宅のミジンコ様たちもご機嫌で、帰宅後確認するとファミリーが大幅に増えています。
天候が悪く気温が低い時はその逆で……。
生物と気温は密接な関係にあることを、しみじみと実感。冬になればミジンコ様は姿を消してしまいます。
さて、どうしたものでしょう?初の試みでドキドキとしますが、里山は休眠卵を採取してみることにしました。
タマミジンコ保管計画
今朝のことです。里山は起床後に必ずミジンコボトルを覗くのですが、そこにとある物体を発見しました。
ボトルの底に、小さな白い粒が落ちていたのです。
「休眠卵だ!」とすぐにわかりました。
何故わかるの?
里山が休眠卵からミジンコ様を孵化させているからです。
購入した休眠卵と、その小さな粒は瓜二つ。
ここ最近は夜温度が低かったり、日中も気温が上がらなかったりとしていたので、いざという時のために産み落としていたのだろうと思いました。
この卵を見た時、NHKのディレクターさんが来た時のことを思い出していました。
「ダメだと思ったら、土にかけると良いらしいですよ。」
そう言っていたのです。
乾燥や低温に耐える「種」
ミジンコは冬の寒さに耐えることが出来ず、徐々に数を減らし、やがて死んでしまいます。
ですが、ただ死ぬわけではありません。次世代へと望みを繋ぎ、休眠卵(耐久卵)を残します。
卵は卵なのですが、性質は植物の種に近く感じます。自身が孵化出来る環境が整うまでグッと耐え、水や温度の条件が揃うと孵化を始めるのです。
植物の種も同じで、芽吹いて良いと思える時までずっと耐え忍びます。
自分が生きられる環境というのを、自分自身でよくわかっているのです。
休眠卵の寝床
土にミジンコをかけるのは、休眠卵を土中で越冬させるためと思われます。
死を覚悟したミジンコが交尾により休眠卵を産む → 土中で来春を待つ……というサイクルかと。一定期間、卵を休ませる必要があるようです。
「卵」と考えると変な感じがしますが、「種」と考えるとしっくり来る気がします。
休眠卵を採取する
先ず荒木田土のような床が必要となります。
市販の荒木田土(田んぼの土)自体に何かの休眠卵が入っていることがあるらしく、上手く行けばそこからミジンコやホウネンエビが誕生することも。
それはともかく、土(泥)です。
一度天日干し(乾燥と消毒)し、篩にかけて異物を取り除くことにしました。
おわりに
現在土を乾燥中です。十分に天日にあて、下準備を行いたいと思います。
状況が進み次第、ブログにて報告します。
おまけ
イチゴの株を頂戴しました。
1つの鉢に2株植わっているので、1つはこのまま土耕、もう1つは水耕にすることにしました。
水耕と言えば、菜園のメダカたちの出番です。(笑)
イチゴ自体栽培がが初めての植物なので、どうなるのかはわかりません。でも、「やってみよう!」と思ったので、実行はしてみるつもりです。
「水耕にしてメダカにイチゴの世話させる」と言ったら、職場のおっさんは笑っていました。
……まぁ、笑うよね。(笑)
毎回里山の無謀な計画に付き合わされることを、メダカたちはどう思ってるんだろうか?謎です。