病気メダカの回復を見守る里山です。
タマ子の休眠卵を入手しました。ダフニアと比べると簡単に手に入ること、手に入ること。1回でかなりの休眠卵を入手することが出来ました。
水質の悪化か何かのストレスか?ボトルのタマ子は定期的に休眠卵を産んでいる様子。ともあれ、保険の意味でも休眠卵の入手は有り難いことです。
今回は休眠卵入手のお話です。
タマ子の白豆
タマ子の休眠卵採取は非常に簡単です。ミジンコボトルの中身を容器に空け、落ちている卵をスポイドで吸い取るだけです。
↓容器底の白い粒が休眠卵です。沢山落ちています。
放置している間にも、卵持ちの個体がどんどん卵を放出します。
↓ピントが合っておらず見難いのですが、水面にもカプセルが浮き上がって来ています。
水底に落ちている分を吸い取ったら、水面に浮いた産み立て卵を回収。あとは例の如く乾燥殺菌した土にふりかけ、採卵は終了です。
2種類のタマ子
休眠卵を背負ったタマ子は、どちらかと言えば中くらいの大きさ。普通に子を産んでいる個体のまるまるとした体型とは、何処か異なった感があります。細部まできちんと比べたことはありませんが、パッと見た感じが少し違うのです。
ボトル内の世界は異なっている
光に透かすと背中の2つのカプセルがくっきりと見えるので、そこから休眠卵を持つ個体を判別することが出来ます。
カプセル持ちが沢山いるボトルもあれば、まるまるしたタマ子が一杯のボトルもあります。
同じように飼育水を作りエサを与えているのですが、ボトル内の環境はそれぞれのようです。
ダフニアさんの黒豆
対して、ダフニアの休眠卵採取はちょっと手間です。
先ず、タマ子のように休眠卵持ち個体が多くありません。注意深く見ているのですが、背中にエダマメを背負った個体がそうそう見つからないのです。
飼育水はタマ子と一緒なのに、不思議なものです。
隔離と採取
ダフニアの容器には底土が敷いてあります。そのままでは休眠卵を産み落とされても回収が出来ません。
里山は休眠卵持ちミジンコを発見したら、別容器に隔離しています。
しばらくミジンコを放置しておき、休眠卵を産み落としたら元の水槽(もしくは病気メダカの容器)へと戻します。
面倒ですが休眠卵を回収したいので、ちょこちょこやっています。
こつこつ集める
タマ子のように一度に大量入手は出来ませんので、1つ1つ確実に採卵をしています。プレゼントで出した初物後、5個くらい回収出来ました。
休眠卵は保険
ミジンコは何かの拍子に突然死んでしまうことがあります。場合によってはボトル内全滅を有り得ます。
複数容器で飼育するのも、休眠卵を確保しておくのも、いざという時のための備えですね。
おわりに
今年になって里山はタマ子を全滅させかけています。
同じ結果を招く可能性はゼロではありませんから、早い段階で沢山の休眠卵が入手出来て良かったです。全てが孵化するわけではないので、入手出来た数も重要です。一度に沢山取れて良かったです。
当分はこつこつと卵集めを継続することとします。
オカメの卵は?
今のところオカメの休眠卵は見ていません。カプセルを背負った個体は見当たらず、全て粒々の通常卵を背負っています。
何が違うのか謎。