おたまアイランド建造に動き始めた里山です。
突然ですが、極ブラックのオスが死んでしまいました。
体に綿のようなものを付けていたこと、フラフラと泳いでいたことから水カビ病を疑いました。即隔離したのですが、外出している間に常世に旅立ってしまいました。
2ペア+メス1匹(死着補償)で購入し、冬眠明けにオス1匹がリタイア。
次いで今回のオスの早世。これで極ブラックのオスは0。繁殖出来ない状態になってしまいました。
十分に採卵はしてあるので今後の展開はさておき、問題は残された3匹のメスです。
――オスがいないと過抱卵になってしまうかも?
そんな不安から、青幹之のイケメン君に一夏だけ極ブラックたちと過ごして貰うことにしました。
卵を出させることが目的で採ることはしませんから交雑でも全然構いません。早速移動をさせようとしたのですが……???
前置きが長くなってしまいましたが、幹之を間近で見たことありますか?
金色の輝き
――極ブラックの水槽に移動させる前に、黒い器に入れて記念撮影しよう
何気にそう思い、黒い器に移した時のことです。
天候は晴れ。時間的にベランダに太陽光が一番降り注ぐ時でした。
「めちゃ綺麗……。」
イケメン青幹之の体色に惹き付けられて、夢中でシャッターを切りました。
前々から綺麗なメダカだとは思っていたのですが、本当に綺麗なメダカです。太陽光の下、動く度に体内がキラキラと金の輝きを放っていました。
選別した幹之たち
今現在里山の手元に残っている青幹之たちは、体外光がそこまで強くありません。表立ったキラキラは無く、地味で、黒っぽさが目立つ個体群ばかりを残したからです。
ピカピカしていた子たちは全てメダカ掬いに出品しました。繁殖に興味が湧かなかったのです。それよりも地味黒たちが時折見せる輝きに心を奪われてしまっていたので……。
今まで黒い器に入れて写真を撮ったことが無かったので、ここまで綺麗なメダカだったことに気付いていませんでした。
ちなみに黒容器はアイスのカップです。(笑)
太陽光と体色
太陽光の下では金の輝きを放っている幹之ですが、一転、影に入ると別の顔を見せます。明暗で楽しめるなんて、本当に素晴らしい!
↑↓暗い場所に来ると、普段よく見ている幹之の色になります。鱗の模様の出方が好きです。
とある雑誌にちょろっと書いてあったのですが、青幹之は太陽光に当たり過ぎると青が抜けて金色の度合いが高くなることがあるそうです。
純粋に青の表現を楽しむのであれば、飼育環境を考慮する必要がありそうですね。
里山は今の幹之が好きなので、このままの環境で飼育を続けます。
おわりに
明暗それぞれの場所で見比べてみたことで、改めて幹之が美しいメダカであることに気付けたし、前以上に愛着が湧きました。
プロの方たちが手塩にかけて育てたメダカと比べたら天と地の差なのでしょうが、どうでも良いことです。幹之たちが素敵なメダカなことに変わりありません。
――次世代の表現はどんなものになるのか?
飼育場所の関係で青幹之の孵化が遅れているのですが、生まれて来るチビたちの姿に今の内からワクワクしてしまいます。
尚、極ブラックの件については、後日改めて記事にすることとします。