メダカ大好き里山です。
定植後二度目のピンチを行ったセリ。水槽の水が汚いので口に運ぶのを躊躇しましたが、覚悟を決めて食べてみましたよ。
結果は……
育てたセリを食べてみた
以前書いた記事です。
実際に食べてみたので結果を書きます。最初はピンチした枝を洗って、生で食してみたんですが……
激マズでした!!
まず、セリ独特の風味が弱過ぎて、かろうじて「セリかな?」と思う程度。生臭ささはありませんでしたが、市販されているセリのような芳香も一切ありませんでした。
味は苦いというか、何とも言えない。若干の水っぽさもあって、いつまでも口に含んでいたくない嫌な感じです。
本当に不味かった。
料理してみた結果
水槽の水が汚くて、「農場に生えてた時より汚くない?」と、正直思ったんですが頑張って料理してみました。
綺麗に洗ったセリに熱湯をかけ、色止めのために冷水につけます。
その写真がコチラ。
緑が鮮やかで、写真を眺めてる分には「美味しそう」といった感じ。この時点でも食べてみたんですが、味は変わらず不味かったです。
これを刻んでオリーブオイルと塩と合わせました。考えたレシピが拙かったのもありますが、セリ特有の匂いはほとんどせず、完全にオリーブの匂いに負けてしまっています。もう彩りでしかありません。
で、切り落としの鮮魚と合わせて完成。
白身にしなかったあたり、私の料理オンチ度がわかりますね。赤味は醤油やワサビじゃないと、ちと生臭い。ここでセリの香りが活きてくるはずだったんだけどなぁ。
調理後、セリの味は全くしなくなりました。ありゃりゃ。
何が味を左右したのか
実は、このセリの味には覚えがあるんです。私が昨年の夏にベランダで育てたキュウリです。
植物の種類が違うので細かな部分は違っていますが、かじった瞬間「あのキュウリと同じじゃん。」と思いました。
野菜の味を決めるのは、土に含まれる栄養素(肥料)の影響が大きいです。セリが不味かったのは、土壌の状態が良くなかったのでしょう。ただ根を張らせるだけならいいのですが、美味しさを求めるとなると土作りは重要です。
今回はドジョウたちが耕作を手伝ってくれたのですが、私の勉強不足で失敗してしまいましたね。
水槽をどうするか
荒木田土の試作水槽ですが、水の濁りが全く消える気配がないのでリセットを考えました。
というか、実際にリセットしようと流木をどかしたのですが、ドジョウたちがオロオロ。私にとっては失敗した水槽でも、彼らには溜まり水+泥という比較的好ましい場所なんです。
勝手に作った環境に放り込み、今度は勝手にその場所を壊そうとしている。水槽の管理者としてダメですね、コレは。
水槽を作る、リセットするということは、中で暮らす生物には一大事です。水槽はそのままにし、少し反省をしました。
おわりに
自宅で栽培したセリは、生育こそしたものの味は全くダメでした。食べる物を作るのは難しいですね。植物だけじゃなく土とのコミュニケーションが必要です。
勉強します。
おまけ
セリの自生地にあったモズの速贄ですが、随分前に無くなりました。お腹を空かしていたのでしょうか。
今年は鳥たちのエサが不足しているようで、ブロッコリーの葉っぱまで食べられたとおっさんが言っていました。畑の野菜(実)はもちろん、その茎や葉なども食べられているようです。
結構な量が食べられたらしく、「今まではそんなことが無かったのに。」と驚いた様子でした。
さすがに、ちょっと気になりますね。