食欲の秋を満喫中の里山です。
メダカの食欲って、何処で差がつくのでしょうか?
ある水槽のメダカはほどほどの食事、別の水槽のメダカはエサに興味すら示さず。また別の水槽のメダカは、まるで飢えた獣のようにガツガツ。
夏場はどの水槽のメダカたちも食欲旺盛だったのですが……。
食が細いメダカ
おっさんから頂戴した青幹之5匹は、昔からそう食べる方ではありませんでした。
昔の環境はいざ知らず、里山宅に来てからはあまりエサを食べません。欲しそうに強請るのでエサをやっても、パクパクと数回ついばんで終了です。
同じ時期に貰って来たコスモが爆食だったので、「何が違うんだろう?」と思っていたくらいです。
やっぱり食べない
年寄りになってからはますます食べなくなりました。だからと言って痩せ細っているわけではなく、程好い体型を維持しています。
老衰からか1匹は死んでしまいましたが、今でも4匹は健在。病気一つありません。
暖かい日は水からエサを要求して来ますが、やはり2~3口で終了です。少食で慣れているのかも知れませんね。
生まれた子どもの食欲は
上記の「食べない青幹之」から生まれた子幹之たち。今現在4つの水槽にわけて飼育していますが、エサの食べ方はまちまちです。
どれが標準なのかはわかりません。
が、この気温が下がりつつある時期に、「ちょっとオカシイんじゃ?」と心配になる奴らがいます。
食欲全開
青幹之の子のうち、比較的早くに生まれた子(生後約7ヶ月が経過)は毎朝毎夕、時には昼も食欲が半端ありません。
里山=エサぐらいに認識していると思われます。
↓手前に集まっているのは、里山がそこにいるからです。撮影のためにカメラを向けていても、どんどんと集まって来ます。
姿を見ればすぐに近寄って来て、口をパクパクと忙しなく動かします。時に押し合いへし合いつつ、とにかく「エサくれー!」と要求してくるのです。
毎日エサをやっているのに
まるで絶食したまま1日を過ごしたかのような反応です。
両隣の紅白、青幹之(若い個体)もエサをよく強請る方ですが、ここまでの勢いはありません。
夏はどの水槽のメダカも「エサくれ」といった感じだったのですが、秋になり水温が下がった今でも彼らの食欲は全く衰えることが無いのです。
普通の反応ではないかと思う水槽
食欲の化身と化した青幹之を見ていると、ベアタンクの幹之や白幹之の反応に安心してしまいます。
基本、寒い朝方はじっとしています。エサをやっても極少量を食べるのみ、すぐに見向きしなくなります。
↑泳ぎ回らず、じーっとしている白幹之。ほとんど動きません。
↑手前の水面近くにいる子たちは、エサが欲しいグループです。左上は完全に警戒モード、右上はどっちつかずで迷っている子たちです。
群れて水槽内を泳ぐ時は、かなり警戒心が上がっていると思われます。
朝の水温(11~13℃)を考えれば、そうおかしな反応ではありません。寧ろ、活動するのに適した温度帯を下回っているにも関わらず、エサをバクバク食べる方がどうかと……。
まぁ、食べれるのは良いことですね。
食べ過ぎて消化不良を起こさなければ良いのですが。
おわりに
同じ環境で同じように育てていても、水槽ごとに随分と性格が違うものです。見ていて飽きません。