冷えた水饅頭は最高に美味しいと感じる里山です。
盆を過ぎればあっと言う間に秋が来ます。メダカ水槽を秋冬仕様に改造するなら今の内だと、朝からもそもそと活動をしてました。
今回行った作業は……
・謎卵の移動
・屋外水槽の規模縮小
この2点です。
移動のための場所作り
謎卵の採卵に関しては過去記事に書いた通り。
翌日の昼には「おぎゃあ」とチビが生まれていました。(笑)
卵の内は小さい容器で管理出来るのですが、孵化してしまうとそうも行かず。室内飼育はしたくないので屋外に出すことになりました。
白幹之と同じ経緯を辿って欲しくなかったので、かなり迅速に行動しました。
規模を縮小し、管理体制を厚くしたい
飼育場所が無かったので、先ずは片付けられる水槽を片付けていくこととしました。
中身が入っている水槽ばかりなので、すぐに片付くわけではありません。何を何処に移動させるかを考えている内に、里山は思いました。
――もっとメダカも水槽も減らしたい!
メダカ飼育は続けたいのですが、手広くやろうとか、素敵なビオトープを作ろうとか、飼育初年度に見られた熱意は既に無く。(環境的にも無理ですし)
1つの水槽に十分な管理時間も取れず、適当飼育になってしまっているのが嫌でした。
白幹之だけでは広過ぎるたらいの中に、ある程度メダカをまとめてしまうことにしました。
要は雑魚水槽の拡大です。
移動したメダカ
今回たらいに移って貰ったメダカは、青幹之(今年生まれ、ボウル育ち)、星河です。
それぞれの個体数が少ないこと、同じ幹之系統であること、混じっても見分けが付くことが移動の理由です。減らせる水槽は2つのみですが、里山にとってはかなり有難い。
個別管理メダカ
三色ラメ、金剛の産んだ謎メダカ、紅白、極ブラック、青幹之(前年度生まれ)、星河(今年生まれ)は個別に管理して行きます。
混泳の良し悪し
メダカの混泳には賛否両論あるようですが、里山は「飼育者がOKなら良いんじゃない?」と思っています。
反対派の意見の1つに「交雑」があります。違う種類のメダカ同士が自然に交配してしまい、次世代に影響が出る云々というアレです。
繁殖期に繁殖させたいペアを隔離するなり、繁殖しても卵は破棄(もしくは親のいる水槽に放置したまま)すれば、この問題は回避出来ると思います。
他、アルビノやダルマなどの特殊なメダカを入れなければ、特に問題は無いかと。
アルビノとダルマ
どちらも普通種体型のメダカより泳ぐのが下手です。こういった特殊なメダカを普通種体型のメダカと一緒にしておくと、エサ取り競争で負けてしまう恐れがあります。
ダルマは未だしもアルビノはかなり特殊なメダカ。視力も良くありません。
通常の個体とは区別し、アルビノに合った方法で飼育する必要があります。上級者向けのメダカです。
見分けが難しいメダカは避ける
見た目は似ているが系統が違うという場合もあります。
見た目で区別が付かなくなるようなメダカ同士は、なるべく一緒にしない方が良いです。繁殖の親選びや、後になって水槽を分けたいと思った時に困ります。
ベアタンクが良いなと思った瞬間
元の雑魚水槽はベアタンクで、植物は鉢植えにしてありました。メダカの移動が非常に楽で、ちょっとした感動を覚えました。
始末するものがほぼなく、掬うものを掬ったら後は水を捨てるだけです。
底に沈んでいるエビたちの捕獲も容易です。水が汚れ易いデメリットはありますが、作業にかかる手間隙を考えたら十分過ぎるメリットがあるなと思いました。
移動はお早めに
もしもメダカの移動を計画しているのなら、なるべく日が長い内に済ませることを薦めます。
今は未だ昼の時間が長いですが、9月も末になれば昼夜が同じくらいになります。この昼夜の長さ変動は、生物に多大な影響があります。(→参考PDF:生物はいかにして季節を読み取っているか?)
気温(水温)が高い内はメダカたちも活発ですが、日照時間による変化が見えない部分で起こっています。産卵数の低下がひとつの目安です。
長くなるので謎卵の移動他は、後日書いていくこととします。