メダカとの触れ合いを大切にする里山です。
室内生まれ室内育ちの星河たちを屋外に放って1週間。
今のところ残念な結果になった個体は1匹もいません。さすがに抱卵は無くなりましたが、晴れた日は良く泳ぎ、エサも食べにやって来ます。病気の気配も無く元気です。
太陽の光に溶け込んで、室内にいた時とは違った表情を見せてくれています。
寒い時、暖かい時
星河たちの水槽は、他の水槽より暖まるのが遅めの場所にあります。
他の水槽がぬくぬく状態の時でも、星河の水槽はちょっと冷え気味。太陽光がよく当たるようになる時間帯までは水草の影に隠れたままです。
太陽光が水槽を照らし始めると、水面近くにやって来て泳ぎ始めます。
屋外に出て警戒モードに切り替わった
室内飼育をしていた時は、ほぼ警戒心はナシ。里山が近付くと「エサがもらえる」と思うのか、すぐに近寄って来ていました。
これが外に出て一変しました。
屋外で冬越しをしたメダカ同様、警戒モードに切り替わったのです。近寄ると逃げてしまいます。
じっとしていれば再び水面近くへやって来るのですが、カメラを構えたり、何か動きを見せるとサッと身を隠してしまいます。
やはり、寒い時は警戒心が上がるようですね。
陽だまりのメダカ
星河たちがよく集まっている場所があります。かなりお気に入りの様子で、ほぼ誰かしらがそこにいます。
その場所はと言えば、水深が2センチあるかないかの流木の上です。
流木の色が黒っぽいこと、水深が浅いことから、暖かくなり易いのでしょう。まるで田んぼのおたまじゃくしのように、流木の上に集まり腹を付けています。
↑近寄るとサッといなくなってしまうので、離れた場所から望遠で撮影してみました。いつもこんな感じです。みんなで集まってぬくぬくしてます。
再び成長するか?
室内で星河を育てていた時、成長が止まった感がありました。サイズとしてはSかM(微妙)で、それ以上大きくならなくなっていたのです。
エサは十分与えていました。成長しなくなってしまったのは、水槽の広さや遊泳量、それに光量の不足では無いかなと思っていました。
光とホルモン分泌には関係があります。
小さいまま越冬したメダカも、春になれば再び成長し大きくなります。同様に室内で小さく育った星河たちも、外で沢山日光浴をしてもう一回り大きくなってくれないかな?と期待しています。
おわりに
以前、星河たちの産卵がピタっと止まったことがありました。環境変化によるものです。
この状態が元に戻るのに、1週間くらいかかったと思います。
そこから考えて、星川たちは今は未だ屋外環境に完全に適応出来ていないと推測します。現状問題が無いからと、安心出来るわけではないということです。
毎日の観察が大切ですね。