もしも、知らない間に特定外来生物が育っていたら……?即刻処分した謎のウキクサ。

改めてネットでの買い物は怖いなと思った里山です。

以前、里山はセキショウを購入しました。その顛末は過去記事の通り。

メダカ大好き里山です。 セキショウを購入しました。水辺などに生える常緑の植物です。メダカビオトープにも利用されています...

業者の対応の素晴らしさ、送られて来た代品に喜んでいたのですが……。

メダカ大好き里山です。 先日購入したセキショウ。その姿にがっかりし、ご意見メールをしたところ、代品が送られて来ました。...

ここに来て、「やはり失敗だったかも?」と思う出来事に直面してしまいました。

ポットに付いて来た名前も知らない植物が、大繁殖を開始したのです。

無害から有害へ

抽水性植物を植えるのは初めてでしたが、野菜苗と同じようにポットを外し、植わっていた土ごと定植しました。

セキショウの土にコケやら見知らぬ植物が付いていたのは知っています。コケは良いとして、定植の際、「見知らぬ植物」は処分しておくべきでした。

何時頃からか、見たことの無いウキクサが発生し始めたからです。

↑写真中央、小さな葉が複数重なり合っている植物が、今回の騒動の原因です。

爆発的増殖速度

最初は気にしていませんでした。寧ろ、「あ、何か増えてる!」と興味津々で観察していたくらいです。

気温上昇と共にその数は増して行きました。掃除用の網に付いていたようで、他の水槽にも姿がチラホラ見られるようになりました。

そして、短期間に爆発的に増え、間引きが必要に。

アオウキクサの増殖速度の比ではありません。最初は無害だからと気にせずにいましたが、一気に有害に転じ、その正体を突き止めようということになりました。

名前を知ることは大切

正体を突き止めるにしても、名前がわからなければ詳細のweb検索も出来ません。

持っている情報は、相手が「ウキクサの一種」であるということのみ。webにアップされているウキクサ画像を片っ端から見ていきました。

アオウキクサ、ミジンコウキクサ、オオサンショウモなどはぽろぽろっと出て来ますが、里山宅に発生した未知のウキクサはなかなか出て来ません。

少し時間はかかりましたが、似ているウキクサの画像を発見しました。

掲載ページに飛んでみると、「アカウキクサ」という名前が書かれていました。

重要なヒントです。これで検索が格段に楽になりました。後はアカウキクサの種類の何であるか、より詳細を見ていくだけです。

予期せぬ来訪者

在来のアカウキクサの写真を見ましたが、どうも里山宅の植物とは違うように見えます。参考サイトを何件か見て、ある植物に行き当たりました。(大変役立ったサイト:釣魚不全さん)

アゾラ・クリスタータ(アメリカオオアカウキクサ)です。

特定外来生物か

外来アゾラには何種類かあり、その内、アゾラ・クリスタータだけが特定外来生物として指定されているそうです。(参考:侵入生物データベース

アゾラ・クリスタータ(学名:Azolla cristata )

・アカウキクサ科のシダ植物。原産国はアジア、アフリカ、南北アメリカ。

・浮遊性の植物で、直径は5mm~30mm程。ヒノキの葉によく似た形をしている。

・空気中の窒素を固定する藍藻と共生しており、繁茂すると富栄養化を引き起こす可能性も。

このアゾラですが、合鴨農法に随伴して分布域を拡大していったようです。

2005年、特定外来生物法の第二次指定種とされており、無許可での栽培や運搬、輸入などは罰則対象となります。

危険物じゃねーか!

アゾラ・クリスタータかどうかは素人目には判定不能です。

が、このままの状態で放置しておけるモノでは無いということは確定しました。まさに危険物です!即刻処分しました。

目に見える物は掬って、熱湯をかけた上で袋に入れて密封し処分。根絶させました。

一応環境省のHPも見ましたが、一部の外来生物を除き駆除は自由みたいです。(→環境省・外来生物法Q&A

園芸店への報告はどうするか

検討中です。外来種確定ではありませんし、クレーマーみたいに思われても困るので……。

ただ、前回に引き続き植物の管理体制が問われるので、二度と買い物はしません。

おわりに

セキショウ1つで何だろう?この展開は。やはり実物を見て買うのが確実ですね……。

ネット販売で商品を購入する場合、くれぐれもお気をつけ下さい。