たまにはプラケースに移して身体検査をしよう。メダカに寄生虫がいないかチェック!チェック!!

駆け出し寄生虫ウォッチャー(?)の里山です。

里山宅の愛すべきコスモメダカたちに寄生虫が付いている疑いがあると、昨日の記事に書きました。

メダカの死因に頭を悩ます里山です。 今朝方、コスモ水槽で1匹のメダカが死んでいるのを発見しました。 実はこの水槽...

疑わしいのはチョウ(ウオジラミ)という甲殻類の一種です。

ウオジラミとは

時に重篤な被害を及ぼすこともあるようで、養魚場ではとても嫌われている生物です。寄生された魚がストレスに晒され、最悪の場合死に至るのですから当然と言えば当然です。

チョウ(別名:ウオジラミ)

学名:Argulus japonicus

・チョウ科の小動物であり、主として淡水魚類の外部寄生虫である。

・鋭い口器で宿主の血液(体液)を吸う

・吸盤や鈎など魚にしがみつく構造を持つ、円盤形の体をしている。

・游泳能力があり、宿主から離れ泳ぐことも可能である。

・3~5日は宿主から離れても死ぬことは無い。

お借りして来た画像がコチラ。

wikipediaより

気持ち悪いですね~。

寄生された時の症状

局所的に赤いぽつぽつとした出血斑が見られるようになります。

寄生された魚は水槽内の物に体を擦り付けるような動作をし、何とか寄生虫を払おうとします。

複数のチョウに寄生された個体は、過度のストレスに晒されることになります。また、体液を吸われることで、次第に衰弱していきます。

放置しておけばやがて死に至ります。

チョウの体長は3~6ミリ程で、肉眼で捉えることも可能です。魚の皮膚に異変を感じたら、寄生されていないか観察してみましょう。

メダカたちの活動が活発になる今頃、チョウの動きも活発になるようです。

動画にも投稿されている

淡水魚飼育者にとってはメジャーな寄生虫のようで、テキストによる紹介はもちろん、動画も複数アップされています。

見ておくと参考になりますよ。

見た目の印象は違うが

他界したメダカに付着していたものが、チョウかどうか里山には判別出来ません。実際にチョウを見たことが無いからです。

いくつかの動画や画像でチョウを見ましたが、印象が違う気もします。

出血斑と「ある生物」

――印象が違うのに、何故チョウを疑うのか?

それは出血斑です。

死んだメダカの体には、出血したような痕が複数出来ていました。

付着していた謎の物体が赤く見えたのも、現在進行形で血液を吸い上げているせいではないかと思ったのです。

それともうひとつ。

数日前にコザラガイの記事をあげました。

8月15日が来る度、先の大戦が何であったのかを思う里山です。 さてさて、里山宅のホテイアオイ置き場(?)にあるものが湧...

この時、コザラガイ以外の小さな生物を確認していたのです。

その写真がコチラ。

画面中央です。少し判り易く、〇で囲ってみます。

小さ過ぎてピントが合いませんでしたが、1ミリ程度の大きさと思います。

ホテイアオイを浮かべてある洗面器の中を、ミジンコとは違う、何か小さな生物が元気に泳いでいるなと思っていたのです。名前のわからない生物を調べるのは随分と骨が折れる作業なので、そのままスルーしていたのですが。

チョウの写真を見た時、「この二股部分、何だか似てない?」と思ったのです。

しかも、チョウは幼生期には腹部の付属肢が無く、遊泳に適した形をしているそうで……。

依然として正体は不明のままです。が、外部からエビちゃんを持ち込んだ水槽ですし、コザラガイ同様に湧いても不思議は無いかな。

追記:ケンミジンコだった

後日ケンミジンコであることが判明しました。

ケンミジンコもチョウも見たことが無いため、疑惑だけが膨らんでしまいました。こういうのも経験ですね。

身体検査をしてみる

水槽を覗いている分には、皆元気一杯です。痒そうに体を擦り付けている個体も見当たりません。「エサくれ」と近寄って来る子ばっかりです。

ただ、先日もその流れから、気付いたら朝死んでいたというパターンでした。

今回は数匹の体をチェックしてみることにしました。

プラケースに移動して身体チェック

屋外での飼育がメインのため、プラケースで観察するのも久々です。

上から。

横から。背曲がりも無く綺麗な個体ですね。

見た感じ異物は付着していませんし、ヒレの状態も普通です。今のところは心配無いようです。

ちょっとオマケで

ついでにヒカリメダカの雌雄もチェックしておきましょう。

写真向かって左の2匹、ヒレがびろ~んとして立派なのがオス。右側のやや丸みを帯びた感のある小さなヒレをしている2匹がメスです。

こうして比較してみると全然違います。基本は「じっくり見ること」ですね!

おわりに

チョウは塩に弱く、心配なら塩水浴をさせるのが良いみたいです。寄生されているのが目視出来るなら、ピンセットで取ってしまうのが一番有効な方法です。

厄介なチョウですが、「宿主から離れて泳げる」というのも良し悪しのようで、宿主から離れたところをパクっと食べられてしまうこともある様子。ミジンコと似たサイズですし、魚からしたら格好のエサなのでしょうね。

今回の件で、屋外水槽オンリーでも、たまにはプラケースに入れての身体チェックが必要だなと思いました。

また異変があれば報告します。