水饅頭の美味しい季節だなと思う里山です。
先日、メダカの卵の記事を書きました。
記事を書き終えた後、ふっと気になって三色ラメたちの水槽を覗きに行くことに。
予想通り、そこにはありました。三色たちの初卵が。
初めての卵
今現在いる三色ラメの親は猫飯さんで頂いたものです。
原因がよくわからないのですが、ぽつりぽつりと死に出し、親世代は1匹も残っていません。今いるのは全て里山宅で孵化した次世代のメダカたちになります。
青幹之に遅れはとったものの、無事に卵が確認出来ました。
小さい卵
初だからでしょうか?卵の径が小さい!
三色ラメ自体が全体的に小ぶりなので、自然と卵も小さくなってしまうのでしょうか。
こんな小さな卵ですが、メスは産むのに苦労しているかも知れません。ヒトの出産と似たようなモノかな?と、少し思ったのです。
よく聞きませんか?「二人目は楽」と。
メダカが産むのは胎児ではなく卵ですが、「産む」という行為は一緒。
メダカの卵は輸卵管を通って泌尿生殖口から出ます。初抱卵=輸卵管を初めて卵が通過する時です。卵の出方がスムーズではないかも知れません。
何度も生む内に輸卵管が広がり易くなり、卵が出易くなるようになるのでは?と思ったのです。
三色以外のメダカ
極ブラックと紅白を見て行きます。
紅白はナシ
紅白は産卵の気配はありません。去年生まれた親(体の大きな個体群)は毎日のように抱卵しているのを見かけますが、次世代は一度もお目にかかったことがありません。
それにしても赤の抜けた個体が目立ちますね。
極ブラックは産んでるかも
産卵床になりそうなものを入れていないのでわかりませんが、産んでいる可能性は紅白より高め。メスのお腹がぷりぷりしています。
抱卵している姿は見ていません。里山が知らない内に産んで、知らない内に何処かに落としていることでしょう。
光が伸び始める
背中に少しずつ光が伸び始めて来ました。体色が黒っぽいので光もわかり易いです。
この光、よく見ると青色と金のような色の2パターンがあります。
伸び方はイマイチなので全身ピカピカ個体は出ないでしょうが、光の違いを観察する楽しみがありますね。
おわりに
メダカの成長は早いですね。その年に生まれた個体が産んだ卵を見ると、つくづくと実感します。
成長が早いので、新しい掛け合わせを試した結果がすぐにわかります。固定までには時間を要するでしょうが、それでも早いです。
早過ぎて毎年のように新メダカが生まれているように思います。里山にはソレが良いのか悪いのかわかりませんけど。