メダカの生死を静かに見つめる里山です。
久々に太陽を見た気がします。この記事を書き始めた時点で曇りだしてしまったのですが、つい先程までは良い天気でした。
――メダカたちもお日様との再会を喜んでいることだろう
ワクワクしながらベランダに出てみれば、まぁ、こんな感じですわ。
↑弱ってて無反応。
↓何故かお亡くなりになってました。
ありゃりゃ……。
ですが、そんなお通夜状態の水槽ばかりではありません。元気印のメダカたちもきちんといます。
ここ数日、プラナリアや死メダカの話続きで華やかさに欠けていました。
せっかくのお天気ですから、記事内容もパッと行きたいですよね。今日は宝石のような煌きを放つ、三色ラメについて書いていくこととします。
個性が光るメダカ
里山が思う三色ラメの最大の魅力は、1匹1匹色の出方が違うところではないかと思います。
他の単色メダカたちもよく見れば個々に差があるのですが、紅白や三色のように柄が入るメダカと比べると、個体差を楽しむという点では若干魅力が薄いです。(負けじと幹之は楽しいですが。)
キラキラと美しい三色ラメたち。成魚になった個体をじ~っと見ていても、何処か飽きが来てしまいます。(実際に飽きていたのですが……。)
しかし、孵化・育成時のワクワク感はダントツです!
針子段階では「う~ん、どうなんだろう?」と物足りなさを感じていたのですが、育って来たら見方が変わってしまいました。
親の選別で傾向が決まるが
他のメダカたちと一緒で、どのメダカを親にするかで子に引き継がれる特性がある程度決定されます。
ですがそれは赤味が強い個体同士をかければ、子にも赤が受け継がれ易くなる、ラメの多い個体同士をかければ子にもラメが出易くなるといった大雑把なもの。絶対的な決定ではありません。
何度も交配を繰り返し、だいたいの傾向を強めることは可能ですが、「100%この色が、この配置で出る」といったものは無いのです。
だから面白いの!
まま、これは他のメダカにも言えることなのですが、柄が入る種は本当に予測不可能で楽しいよ。
三色ラメは泳ぐ宝石
生まれたての三色ラメたちは、黒っぽい、白(クリーム)っぽいといった程度の色しか見られません。ラメもはっきりとしておらず、針子の段階では将来の姿が想像出来ません。
黒っぽい子は黒の柄が入り易くなるんだろうなとか、白っぽい子は黄か朱が主な色になるんだろうなとか、それくらい。
これがある時を境に、姿を変えて行きます。
ツンツン泳ぎの単色針子が成長と共に色を変え、輝きを増し、泳ぐ宝石へと変化して行くのです。
鱗が出来る頃からが本番か?
生まれたてのメダカには、はっきりとした鱗がありません。
全てが「これから出来て行く」段階にあります。
針子を脱し各種の鰭から膜が消え、鱗が出来始めると、体色もはっきりとし始めます。この頃になると、柄もラメもはっきりと見て取れるようになります。
色とりどりの稚魚たちが泳ぐ様は実に美しく、自然と目を惹きます。
孵化させるのが楽しみになるメダカですね。
おわりに
どのメダカも孵化・育成段階は非常に楽しいのですが、三色ラメや幹之は本当に楽しいです。
同じ柄ものでも、里山は紅白にはそこまで惹かれません。何がそこまで違うのか、自分でも不思議に思います。
三色ラメの成長から目が離せません。最終的にどんな柄になるのか楽しみ過ぎる!
おまけ:今日のプラナリア
プラナリアが自切したようで、3匹になっていました。
頭が確認出来る個体は1匹のみ。他は千切れた破片にしか見えないのですが、きちんとウネウネと活動しています。
興味深い……。