メダカにチラ見されている里山です。
エロモナスなメダカ『モナ子』ですが、4月を待たずに屋外の仲間のもとへ帰すことにしました。理由はざっくり言ってしまえば、室内で隔離・管理する必要性がなくなったからです。
病気の症状が落ち着いた今、4月まで室内にいても里山に毎日うんこチェックされるだけです。こんな変態との暮らしは、モナ子も気が休まらないことでしょう。
2月も後半、寒さも落ち着き、今後は気温が上昇していきます。小さな羽虫の活動も目にする機会が増えましたし、匂いも変わった気がします。
今なら戻しても大丈夫と判断しました。
治療を終えたメダカを戻すことの不安
治療を終えたメダカをもとの水槽に戻す時は、本当にドキドキするというか、不安と恐怖が入り混じります。隔離水槽からもとの水槽に戻した途端、病気がぶり返す、衰弱するということが起こり得るからです。
戻した途端、あの世に旅立たれては元も子もありません。
何より、そんなことになったら悲し過ぎる!!「どうして戻しちゃったんだろう」という罪悪感も半端無いです。なので、戻す瞬間はいつも不安になります。
不安だ不安だと言うだけで行動しないでは何も始まりません。覚悟を決めて、モナ子を戻す準備に入りました。
メダカを戻すに至ったポイント
モナ子の状態が悪ければ、里山も戻す決断をしません。里山が見て「大丈夫だろう」と判断したポイントを記しておきます。
衰弱していない
モナ子は普通に泳いでいました。里山に近寄って来ることもありました。ヒレ閉じし、じっとしていることもありましたが、それは低水温によるものです。水温が低い時は底でじっとすることは病気じゃないメダカでも取る行動です。
消耗が酷い時のメダカは、外的から逃げることもせず、ふわ~っとしているだけのことがあります。自身の意思で動いていない様な感じです。その点、モナ子は自分で行きたいところに行き、しっかり体を動かしていました。
エサを食べ、良いうんこをする
お腹が空いたら、普通にご飯食べてました。その後排泄されたうんこも、太いノーマル(?)うんこでした。
一時、糸状うんこをしていたことから考えて、今は内臓の調子も落ち着いているものと判断します。
症状の進行がない
体表に出ている出血斑や鱗の状態に進行が見られません。一時を境に次第に落ち着いていった感じです。
おわりに
水温が高くなる頃を見計らい、屋外で水合わせを行いました。水合わせを終え、容器の中にモナ子を放つと……
底へ沈んでいってしまいました。一切動きません。
「大丈夫かな?」と思いつつも、様子を見ないと今後の判断が出来ないのでしばし放置。少し用事をして戻って来ると、モナ子の姿は他のメダカに紛れて見えなくなっていました。
どうやら上手く水に馴染めた様です。