雨天でもメダ活する里山です。
ホテイアオイがぼうぼうに茂っていた青幹之の水槽。メンテをしたくとも雨天続きで、手が出せずにいました。
本日も朝から雨。
あまりベランダに出たくはありませんでしたが、雨のせいで水位が上がってしまった水槽の水抜きに出動。作業中、青幹之たちの元気がないことに気付きました。
数匹がヒレを閉じ、水槽の隅でじっとしていました。
――死ぬ前の兆候ではないかい?
このままではまずそうな気配がプンプンしています。とりあえずホテイアオイの一部を除去して空間を広げ、明日まで様子を見ることにしました。
作業中、里山はある奇妙な生物に遭遇しました。
その気持ち悪さに背筋がゾゾゾっとしてしまいました。
蠢く何か
ホテイアオイの子株を間引いていた時のことです。折った茎の端で、何かが動いているのに気付きました。
改めて目をやった瞬間、飛び込んで来たのは三角の頭部です。
――……もしや、コレが例の!!!
ふっと学生時代の理科の教科書で見た生物が頭を過ぎりました。
体長が2センチもない、小さな三角頭のウネウネ動物。切断しても再生する能力を兼ね備えた、例のアイツです。
「プラナリアだ……。」
間近で見たプラナリア
ある種の興味は抱きつつも、里山は生きたプラナリアを見たことがありませんでした。
今回偶然にも出会ったわけなのですが、正直な感想は「気持ち悪い」です。一部ではキモ可愛いと言われているようですが。
……本気かしらん。
再生能力に長ける
プラナリアと言えば、注目すべきはやはり再生能力です。切断した部分から再生することが可能で、自切と言って自身で胴体を切断し増えることも出来ます。
ということで、せっかくなので切断してみました。
切断前は要注意
切断実験をする際は、数日前から絶食をさせておく必要があるそうです。何でも、切断した部分から漏れた消化液により、自分自身が溶けてしまうのだとか。
この情報、切断する前に知っておきたかった……!
絶食も何も、見つけてすぐ切断しちゃったよ。幸い(?)なことにどちらも溶けてはいません。ホッと一息。
溶ける心配なぞ不要。というか、生命力強過ぎじゃないですか?!
↓切断直後も頭部の方は切断前と変わらず。けっこうな速さであちこちを移動していました。尻尾側は丸くなったままですが、これも時間経過でどうなるやら。
1匹だけじゃなかった
間引いたゴミを捨てた後の容器を見てみれば、そこにはウニュウニュと動くプラナリアの姿が……!!
何時の間にこんなに増えてしまっていたのでしょうか。
おわりに
作業後、使用した道具と流しは熱湯消毒しました。流しに関しては塩素消毒もしました。
切断実験中の個体は今しばらくこのままですが、観察が終わり次第処分します。数が増えたところで喜べ無いし、再びメダカたちのもとへ戻す気もありません。
とにかく気持ち悪い!!
天気次第ですが、近日中に水槽の再チェックを実施します。痕跡が多く見られるようであれば、水槽を全面的に改造します。
コメント
こんにちは。
2年ほど前、プラナリアに苦しめられました。
めだかには影響ないのですが、コイツら卵を食べよるんです。
卵トリーナを入れっぱなしにすると採卵する前に食われます。
食うというか、中身を吸うようです。
他の容器に広がらないことをお祈りします。
ただ、プラナリアは綺麗な水を好むのが唯一の慰めでしょうか…
HOBOさんへ
初めまして!コメント有難うございます。
卵を食べてしまうんですね!それだけでスネールよりも脅威に感じてしまいます。
発生源がよくわからないのですが、以前野外でエビを採取してきた時に奇妙な生物(小さいプラナリア?)が混入していました。ソレが大きくなったものかも?と予想しています。
今のところプラナリアを発見した水槽は1つのみ。他で繁殖されないよう青幹之の水槽から物の移動は避けたいと思います。
こんにちは!
プラナリア湧いちゃったんですね^^;
私は魚飼い始めて15年近くなりますが、ビクビクしつつ一度もお目にかかった事がありません。
出来れば一生お目にかかりたくないですね。
さて、やっぱりメダカお迎えしました♪
ヤゴをプラケに引っ越して、睡蓮鉢にメダカを!
お迎えして4日目、みな元気に泳いでおります。
ヤゴの餌にはイトメが手に入りました。
この夏は楽しくなりそうです!
プラナリアの観察実験、興味あります。
ぜひ続報を〜!
いおりさんへ
コメント有難うございます。
メダカちゃんが家族に加わったのですね~。賑やかな夏になりそうで何よりです。
メダカだけではなくプラナリアも欲しくなった時は、是非連絡下さいね♪(笑)