メダカ大好き里山です。
以前、メダカの処分について書いた記事です。短期間の内にぽんっとPV数が上がった記事でもあります。それだけ「処分したい」と思っている人が多いのでしょうか。
飼育者が増えれば当然と言える結果ですね。
ペット(メダカ)を捨てたいと思うことは、果たして悪いこと、無責任なことなのでしょうか?思うままを書いてみました。
実行したら無責任
「捨てたい」と思って、実際に公共の場や河川にポイしたら飼育者として無責任だと思います。ただ思っただけなのなら、「そういうこともあるよね。」で終了です。
「捨てるのなら飼うな!」
と、いう意見をよく耳にしますよね。私もそう思います。飼う時は、いざという時の処遇も念頭に飼うべきです。
これは繁殖時にも言えること。
目的の色を作るためには何百と卵を採取することになるのですが、大量に孵化させた稚魚をどうするのか考えておかなければなりません。
ポイ捨ては厳禁です。
思うのは仕方無い
誰しも最初は「最後まで面倒を見るつもり」でメダカを購入すると思います。わざわざ後で捨てるために飼ったりしません。
ちびっ子の場合、すぐに興味が失せて母親が飼育者にスイッチなんていうのも有りがちな話。
では、大人の場合は?
大人の場合も同じです。最初のワクワク感は何処へやら、エサやりの時以外見ないなんていう人もいるかと思います。
「もう捨てたい……。」
飼育放棄したい思いがチラホラ頭を掠めます。
それでも捨てずに踏ん張れるかどうかが、飼育者としての責任ではないでしょうか。
処分しても良いんだよ
最後まで飼えなさそうなら、別に処分をしても良いんです。業者や欲しがっている人に譲ったり、或いはオークションに出したり。
場合によっては殺処分します。(これはワンニャンで言う、保健所での処分に該当する部分でしょうか。)
真面目な人は、最後まで飼えなかった自分を「無責任だ」と責め続けます。ですが、そういうことで悩むこと自体、責任を果たそうと頑張っているのではないか?と思うのです。
無責任な人はそんなことで悩みませんし、処分の仕方を検索したりしませんよ。誰も見ていないとこでポイして終了です。「はぁ、スッキリした!」くらいな感じでしょうね。
おわりに
ペットを捨てたいと思ったら、捨てたいと思った自分を責めるのではなく(捨てたいと思った自分を認めて)、どうやって責任を果たすかを追求して欲しいです。
時に苦しい選択を強いられるでしょうが、それも飼育の一環なのではないかと思います。
生物は使い捨ての道具じゃないからね。その生涯を通じ、私たちに学びを授けてくれます。