オスとメスの相性が悪いのか、それとも……?!お腹が破れたメスメダカの話を聞いて思ったこと。

ミジンコはダフニアよりタマ子派、里山です。

読者さんから質問メールを頂戴しました。何でもメスのお腹パンパンになり、ついには破れてしまったのだとか。

――オスと一緒にしておいたのに、何で卵を産まなかったの?

――もう1匹のメスもお腹がパンパンだけど、どうしたらいいの?

そういった質問内容でした。

メールに書かれていた内容から、メスに何が起きたのかを考えてみました。

メスの置かれた状況

ざっくりとですが、メダカたちの状態をまとめます。

・去年緋メダカの成魚と稚魚を貰った

・成魚同士のペアはきちんと抱卵をした

・稚魚の中に気に入ったオスがおり、今年になって成魚で貰って来た緋メダカとペアにした

・オスとペアにしているのに、メスが何故か抱卵しない

・メスの腹の膨らみが目立ち始め、ついには1匹の腹が弾けてしまった

・もう1匹メスがいるが、そのメスも抱卵せず腹が膨れた状態

と、こんな感じです。

繁殖が上手く行かなかったのは何故か?考えられたのは以下のことでした。

ペアが変わった

去年交尾をしたオスから、別のオスへと相手が切り替わったメスメダカ。雌雄の相性が悪かったのかも知れません。

メスメダカにも好みがあり、気に入らない相手との行為は拒否します。

一度交尾した相手とは再び交尾する確率が高いようです。

オスが未成熟

成魚状態で貰って来たメスと、稚魚の状態で貰って来たオス。去年の夏にどれくらいまで育って、今年の状態がどうであったかは判りかねますが、スタートが既に違いますよね。

オスが十分に成熟しているのなら問題無いでしょうが、未成熟であった場合、交尾には至らないでしょう。

また体格差が有り過ぎるのも、交尾に支障が出るようです。メスと同じくらいの大きさまで育ったのか気になりました。

メスが原因とは考え難い

相手のオスが変わる以前は産卵していたこと、破裂した腹から卵が出て来たことから、メスの未成熟は考えられません。

同じ水槽内のメス2匹の腹がでかくなっていることから、卵管の詰まりといった類のものでも無い気がします。

メスに原因があるようには感じられません。

卵を作らせない

今回どうしてこうなったのか、理由は未だ謎のまま。

さておき、相手を好む好まないに関わらず、メスは一定条件化に置かれると腹に卵を持ちます。繁殖の時期は、お腹を膨らませたメスの姿はよく見ますよね。

――メスに卵を作らせないようにするには、どうしたら良い?

繁殖の条件を削れば、自然と産まなくなっていきます。

暗い場所に移す

メダカの産卵は光に依存しています。十分な光を与えなければ、卵を産むことはなくなります。

しばらく絶食させる

栄養を蓄えていなければ卵を作ることが出来ません。

水温を下げる

春夏には難しい方法ですが、水温を15℃以下に下げてしまいます。寒さを感じる環境では繁殖行動を取りません。

日に当てる時間を決めよう

一番簡単に出来る方法が、暗い場所に移すことではないでしょうか。

まったく日に当てないのでは可哀想ですから、日向ぼっこの時間を削って1日13時間以下にします。

次第にホルモン分泌が減って、卵子の成熟が起きなくなります。

おわりに

メスの状態がおかしいと思ったら、慌てず対処です。卵子の成熟を促す要素をカットしていき、しばらく様子を見た方が良いのではと思います。

尤も、里山の楊貴妃のようなケースはどうにもならないでしょうが。

メダカ大好き里山です。 楊貴妃のメスが他界しました。原因ははっきりとしません。見た感じは過抱卵のようにも見えます。 ...

何事もタイミングです。早い段階で気付けば、お腹が膨らんだメスを助けてあげられるかも知れません。