秋の気配に食欲を刺激されている里山です。
メンテ時に折ってしまったバナナプラントの葉。「いつかは枯れるだろうな~」と思っていたのですが、知らない間に実を付けていました。びっくりです。
手入れやケアは特にしておらず、一度だけ茎をピンチし切り口をきれいにしたくらいです。しかし、それの効果の程はわかりません。葉全体で水なり養分なりを吸収出来る構造なのかも知れませんね。
今日はバナナプラントの話です。
折れた葉の状態
メンテ時に折ってしまった葉は2つ。1つはバナナが出来かけた大き目の葉。もう1つはやや小さめの、花芽だけを付けていた葉でした。
だいたいの植物は根から離されるとダメになってしまいます。
葉の状態が良かったので水槽に浮かべはしましたが、じきに枯れてしまうだろうと思っていました。しかし、予想に反し、バナナプラントの葉は成長して行ったのです。
花が咲いた
花芽だけを付けた小さな葉は、水槽に浮かべた翌日に花を咲かせました。次の日は花を咲かせませんでした。この状態を見て、「もうすぐ枯れるんだろうな~」と感じました。
イメージとしては花瓶に活けた花です。最初はみずみずしい姿をし、花も咲かせてくれますが、やがてダメになって行きます。それと同じかな?と思っていたのです。
ですが、バナナプラントは数日を空けてまた花を咲かせました。
連続して花が咲かなかったのは天候や気温の関係だったのかも知れません。その後は順調に花を咲かせ、複数ある花芽全てが白い小さな花となり水面を彩りました。
新たな葉が出た
一方、既に小さなバナナを付けていた葉の方はと言えば……。
新たな葉が出来ていました。
折れていない他のバナナプラントの葉も、実がなった部分から小さな葉がにょろっと出て来ていました。
ここらが収穫の目安なのかなと予想しています。
茎が折れても実る
小さな葉は花が全て咲き切ってからは、特に気に留めず放置してありました。
――このまま浮かべとくとどうなるんだろう?
何となく疑問に思い、葉を手に取ったのは今朝のことです。バナナがくっ付いていて、「あっ!」と驚きました。
メダカたちの朝ご飯を素早く済ませ、すぐさま写真撮影。
バナナプラントについて深く調べていないのですが、もしかしたら葉がちぎれても良い構造の植物なのかなと感じました。今回のように花が付いていれば、流されて行った先で根付くことが出来るからです。
もう少し情報が欲しいですね。また時間のある時に調べることとします。
おわりに
なかなかバナナプラントの栽培は面白いです。初めてのことなのでわからないことの方が多いですが、特別な知識が要る植物ではないようです。
それこそ、メダカ初心者にピッタリの植物かも知れません。
大したメンテも必要とせず、放っておけば大きくなるのですから。小さな白い花は美しく、水面に浮かぶ葉はメダカたちの隠れ場所になります。1つの株から複数の実が収穫出来るので、親株さえ手に入ればどんどん増やして行けます。
一応冬の寒さにも耐えられるようなのですが、保険のために収穫した実の一部は室内保護する予定です。
沢山収穫出来たらプレゼント企画でもやろうかな。