無農薬VS害虫―十分な知識が無いと難しい?無農薬栽培に挑戦した結果、無残に敗北。

実った野菜をイモムシにご馳走した里山です。(泣)

「ここまで酷いモンなんかー」と実感しました。職場近くで借りていた畑の野菜のほとんどが、イモムシたちに食べられてしまいました。

虫からしたら「無農薬の美味しい野菜が食べられるレストラン」だったのでしょう。

周囲を取り囲むようにある畑の中、唯一、里山の畑だけは一切の薬を使用していませんでしたので。毒の混入も無く、殺される心配も無く、ムシャムシャ出来る安全地帯です。

野菜が食べられてしまったのは残念ですが、いろいろと楽しい体験が出来ました。

具体的な虫の被害

植えた野菜はハクサイ、キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、ダイコン、ジャガイモです。(他にも細々植えてありますが、量が少ないので省きます。)

上記の内、ジャガイモ以外は全てアブラナ科の植物です。

そして、そのアブラナ科はイモムシたちの大好物でもあります。付く虫の種類は様々ですが、代表的なところでモンシロチョウの幼虫、コナガ、ヨトウムシです。

暖かい時期にはイモムシだけではなく、アブラムシにも悩まされました。

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アブラムシは厄介ですね。水に弱く、葉に水をかけてやると流れ落ちるようですが、残党が居ればあっと言う間に復活します。

ダイコンの双葉が枯らされた

発芽直後の双葉は非常に重要です。植物にとっての「母乳」のようなもので、ここが枯れると上手く生育しないこともあります。

この双葉にくっ付き、ダイコンをダメにしかけたのがアブラムシでした。

ダイコンは害虫が付き難いそうです。アブラムシが付いたのを見て、畑をやっているおっさんたちは「え?」という表情をしていました。そうそう見ない光景のようです。

その後、雨降りが続いたことと気温が下がったことでアブラムシは自然消滅。

何とか難を逃れたダイコンは徐々に成長を開始。今度は育って来た葉をイモムシたちに食べられていますが、収穫は出来るレベルです。

食われるブロッコリーたち

ブロッコリーとカリフラワー、キャベツに関しては、甚大なイモムシ被害に遭いました。

実る云々の騒ぎではなく、葉がことごとく穴だらけに。終いには1株に対し、数十匹のイモムシが住み着くイモムシマンションになってしまいました。

ハクサイも穴だらけ

中心が巻き始め、収穫が楽しみだったハクサイ。収穫直前になってイモムシが大繁殖、見るも無残な結果となってしまいました。

被害部位を取り除き、一応収穫は出来たのですが、中から肥えたヨトウムシがボロボロと出て来て大変気持ち悪かったです。

虫が憎いと感じる

この世に「害虫」という虫はいません。これはヒトが勝手に作った定義で、彼らはただ生きているだけ、エサを食べているだけです。

そうわかっていても、やはり育てていた野菜をダメにされた時、激しい怒りに見舞われました。無邪気にエサを頬張るイモムシが、子孫を残すためにせっせと卵を産みつけるガやチョウが憎くて堪りませんでした。

家に出没するゴキブリに対し嫌な気分になることはあっても、それは憎しみとは違います。虫を憎いと思うのは、もしかしたら、これが初めての経験かも知れません。

ベランダと畑

畑の野菜がイモムシ被害で壊滅状態であったのに対し、ベランダで育てているカリフラワーはと言えば……?

全く被害無しです。

順調に育っており、中心部に花(実)が付き始めました。

↑9月。右に少しだけ見えている鉢植えも同種のカリフラワー。野菜は本当にでかくなる!

↓今現在の写真。中心部に花が見えています。虫は1匹も付いておらず、状態が良い。

スプラウト用のダイコンも同じです。

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虫なんて1匹もおらず、スクスクと育っています。

この違いを生んでいるのは、やはり環境です。

高い場所にある

地植えと違い、ベランダの植物たちは地上から何十メートルも上で育っています。イモムシの親となるガやチョウが飛んでくることは、ほぼありません。

周囲に畑もありませんから、他所から虫が移動してくることもありません。

特に何の対策をせずとも、植物たちは綺麗に育っています。

例外はアブラムシ

以前、ベランダで育てていたクレソンをアブラムシにダメにされてしまいました。

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アブラムシは野菜に限らず、様々な植物に付きます。羽もあり、何処からとも無く飛来します。自宅近くの植物にアブラムシが居れば、移って来る可能性は非常に高いです。

移ったら最後、その特異な繁殖方法で爆発的に増えます。

植物と虫はワンセットです。考えるのは「付き合い方」ですね。

おわりに

虫被害にあった畑の植物は一部撤去、新たに開墾し野菜を定植します。(おっさんがタマネギ植えるって言ってます。)

今度はどう虫たちと付き合っていこうかしらん。あんまりプンスカしたくないなー。