水槽に生える藻はメダカにとって必要だと感じた瞬間―綺麗過ぎる環境は良くない?藻を突くメダカを見て思ったこと。

愛用のデジカメをミジンコ容器にドボンしてしまった里山です。(泣)

金剛もどきたちが新しい水槽に移動し、かれこれ2週間程が経過しました。

透明で綺麗過ぎるくらいに透き通っていた水も、今やすっかり緑化し底が見えない程に。藻もあちこちに生え始め、メダカの生活する水槽らしくなりました。

汚れ出すと綺麗にしたくなるのですが、メダカたちにとっては今の方が居心地が良いのでは?と思います。

水槽立ち上げ直後に見たとある光景を振り返りつつ、今の水槽の状態を確認して行きます。

エサが無い水槽

立ち上げ直後の金剛もどき水槽は、まっさらで何もかもがピカピカでした。

発泡容器は綺麗に洗って乾してあったもの。バナナプラントは鉢上げして、土を全入れ換えしたもの。流木は擦り洗いし、煮沸消毒したもの。ホテイアオイは水で丁寧に洗い流し、余分な葉と根を落としたもの。

他所の水槽から移動させたものが大半ですが、全て洗浄工程が入っているので藻やコケなどの汚れは、ほぼありませんでした。

これが何を意味するのか、里山にはわかっていませんでした。

突かれるバナナプラント

メダカを移動させ半日くらいが経過した頃に、一度確認のために水槽を覗きました。その時に、何故かメダカたちはバナナプラントの中心部をツンツンと突いていました。

――何があんの?

もう少し近くに寄って見てみたら、「成る程な」と納得出来ました。バナナプラントの中心部に生えていた藻を、突いて食べていたのです。

1匹だけではなく、複数のメダカたちが同様の行動をしていました。

ほぼ全てを一新してしまった水槽には、他にメダカたちのエサになるものが無かったのです。

普段は気付けないこと

メダカたちが藻なども食べることは知っていました。しかし、日々の飼育でその様子を見たことがありませんでした。

実際にはよく行っているのでしょうが、気付いていなかったのです。

今回は水換え直後の、しかも白い容器であったことから、メダカたちの行動が目立って見えました。

普段は汚い汚いと思っている藻も、メダカの目からは違って見えているのですね。

緑化する水

水の変化について見て行きます。

最初、透明だった飼育水。この状態が保たれたのは、多分3~4日くらいの間だけです。メダカを泳がせているだけで、数日後には薄っすらと緑に色付き始めてしまうのです。

底土を敷いている場合は異なりますが、ベアタンクの変化は本当に早いです。適切な温度と光、メダカがいればすぐに緑化します。

↓水換え直後の水槽です。

↓4日後です。

↓10日後です。緑が一段と濃くなっています。

ミジンコ繁殖に活躍

繁殖期の只中は稚魚飼育に大活躍だった緑水。シーズン後はミジンコ飼育に大活躍です。

イーストや乳酸菌など幾つかのエサを試しましたが、ミジンコ飼育は緑水で落ち着きました。短期間に爆殖することはありませんが、「エサのやり過ぎで全滅させた」という失敗も無くなりました。

何を与えるかで悩むこともありません。メダカたちに水をもらって、後は放置です。

飼育している全メダカに毎日ミジンコを与えたい場合には向きませんが、少数のメダカに数日置きに与えるくらいなら十分使える方法です。

定期的に一定量の水を入れ換えていることにもなるので、水が汚れ過ぎることの防止にもなっています。

おわりに

メダカたちが泳ぐと、綺麗だった水槽もあっと言う間に藻だらけ。水は緑色。

一見汚く感じる状況ですが、メダカにとっては別世界。小腹が空いた時に食べれる藻はあるし、水中には植物プランクトンがいます。何も無い環境よりも状態が良いです。

汚過ぎるのは良くありませんが、ちょっと汚いくらいは放置で良いかなと。