ミジンコ大好き里山です。
啓蟄も過ぎ、段々と春らしくなって来ました。毎日メダカたちが顔を見せてくれることからも、「春になったんだなぁ」と実感出来ます。
はい。実感したところで、里山はこう思いました。
――きったない水槽は片っ端から掃除するゾ!
第一候補は青幹之(大)の水槽です。
数日前スーパーで手頃な発泡スチロールも入手済み。早速作業に取り掛かりました。
繁殖予定から場所を割り振る
飼育場所が限られているので、掃除をしながら繁殖させるメダカとそうでないメダカを振り分けることにしました。メインで掃除するのは青幹之(大)の水槽、同時進行で他の水槽も掃除or移動をさせることにしたのです。
狭い場所でやり繰りしているので仕方がありません。
可哀想ですが繁殖予定の無い種は、隅の方へと移動させます。繁殖に適したベランダの一等地を、繁殖予定のあるメダカに譲るわけです。
何処も同じでは無い
同じ敷地内であっても、日照の条件などは同じではありません。一日中そう日の当たら無い、暗い場所にメダカを置いておいても卵を産んでくれないことでしょう。
本格的なシーズンが始まる前に、産卵に適した場所にメダカを移動をさせておきます。
青の中の白と黒
同じ青幹之なのですが、ピカピカ組と地味組がいます。前者は光が伸びた個体で、後者はあまり光が伸びなかった個体です。
地味組の中でも、白っぽいのと黒っぽいのに分かれます。
里山が今回繁殖させたいのは、地味組の中でも鱗が黒っぽく見えている個体群です。
普通はピカピカ組を残し、地味組は価値ナシと評価されるのでしょう。ですが、里山はピカピカ組に全然興味がありません。
地味黒一択です。カッコイイです!
ということで、地味黒を一等地に越させるため、ピカピカ組はちょっと端にずれてもらうことになりました。
ピカピカ組も可愛いは可愛いんですが、地味黒の魅力には勝てないのよ。
最端のコスモ水槽を隅に寄せ、ピカピカ組用の水槽を設置。とりあえず場所を確保、カルキを抜くために先に水を張っておきました。
発泡スチロールの厚み
今回は魚屋さんの発泡スチロールです。
中にどんな魚が入っていたのかは知りませんが、もらった時は生臭くて生臭くて……。流水でよく洗い、乾燥させたら臭いは気にならない程度になりました。
それにしても分厚く、しっかりとした作りです。
今現在使用しているのは、花苗の出荷で使用されていた発泡スチロールです。こちらも丈夫ですが、それよりも断然に良いです。
セキショウの掃除
ともあれ、青幹之(大)の水槽掃除をしないことには、本格的な引越しは始まりません。手始めにセキショウの入った鉢を掃除することになりました。
もうね、去年にこの水槽作ってからずっと放置してあったのでデロデロ!!
これを綺麗に掃除して行きます。
土は全部廃棄
使用していた土は全て廃棄、新しい赤玉土と交換をします。
廃棄する土はベランダの土嚢袋へポイ。ニンニクやらレタスやらが一同に植わっていますが、こちらもメンテしないといかんのよねぇ……。(場所が無いw)
鉢は天日干し
中身を出した鉢はタワシで擦り洗い。天日に当てて一度乾燥をさせます。
セキショウの藻を落とす
こちらも藻を落とし、綺麗にメンテをして行きます。
↓薄皮を剥いだらコザラガイがいました。一回湧いたら完全駆除は難しいです。
狭い場所に3株植わっていたせいか、小さな株は全然根が伸びていませんでした。大きいものは株分け出来そうな部分があったので、分け分け。
セキショウは丈夫な上に、こうして簡単に株分けが出来ます。
新たに鉢植えにする
大きな株のみを用意した鉢に移植。この鉢は新しい水槽に入りました。
残った子株は元の鉢に植え直し、水槽の掃除が終わったら戻す予定です。
本日の作業はここまで。