幹之に魅せられた里山です。
大きくなった幹之のチビを親たちの水槽に移動させました。
親たちの水槽はグリーン化が顕著で、ほぼ緑一色。そこに浮かんだチビたちは何とも言えない美しい色をしていて、写真を撮らずにいられませんでした。
スーパーだとかフルボディのように輝いてるわけではないのですが、その独特の色合いに思わず魅入ってしまったのです。
成長してからも三者三様
おっさんにもらった青幹之から生まれたチビたち。以前から黒、白、灰の三色がいるようだと言っていたのですが、成長してからもそれは変わりませんでした。
成長するにつれ、より一層際立った感があります。
濃い緑水に移したことによる保護色の変化も相まって、兄弟なのに別々の種のメダカに見えました。
もちろん親とも違っており、似ても似つきません。
幹之の稚魚の腹
生まれたての幹之とコスモのチビの区別がつけられるようになったきっかけは、その腹の色の違いです。
写真右下の子の腹が青く光っているのわかりますか?
コスモは背中がキラキラと輝き出すのが早いのですが、幹之は上からの変化はそう見られず、腹部に青い光沢が現れ始めました。この色が親メダカと同色の青なので、見分けがつくようになりました。
↓下の写真はコスモです。背中の輝きが早くから現れています。ですが、幹之のチビのような腹の独特の青味がありません。
白っぽい体色をしている子も、よ~く見ると薄っすらと青味がかった腹をしているのです。緑水の中にいると、保護色+光の加減によって紫っぽく見えることもあります。
綺麗です。
純粋な血筋なのか
幹之の子からは普通の黒や白が生まれるといった情報を目にしたのですが、途中で何かが混じってしまうと、混じった系統のメダカの色になるようです。親が幹之の純血であれば、青に混じって白が生まれることもあるようですが、全て幹之になるとのこと。
こういったことは実際に飼育年数を重ねて行かないと、真実はわかりませんね。
幹之初飼育となる里山には、わからないことが一杯です。webの情報は時折間違っていることがあるので、やはり自分で実際に飼育して検証を重ねるしかないと思います。
知っている人に答えを求めるのは易いですが、自身で経験を積んだ方が面白そうだし、裏打ちされた知識になりますからね。
我が家のチビは
確かに黒、白、灰の三色が生まれて来ましたが、全て幹之でしょう。
白は白ですが、黒と灰は色素胞の分布などで若干見え方が違うだけで、青色な気がします。まだまだ成長段階なので、夏が来る頃には今現在とは変わっていることでしょう。
光の伸び具合も今後の育成次第かと思います。
仮に光が出ない幹之になってしまったとしても、青味を帯びた身体は里山の目には魅力的に映るので問題ありません。見飽きない赤系統より、どこか神秘的な青系統が大好きです。
親の系統は大事
幹之に限らずですが、血筋は大切ですね。
例えばですが、黒(BBRR)×黒(BBRR)で掛け合わせて出来た子と、黒(BBRR)×白(bbrr)で生まれた子(F1)。どちらも黒メダカには違いありませんが、次世代(F2)では大きく違って来ます。
お目当てのメダカを飼育したいなら、親の血統も調べておいた方が良さそうです。
おわりに
明日も天気が良ければ写真を撮るつもりです。
本当に綺麗な子たちです。「幹之オンリーでやって行こうかな。」と、ふっと思わされました。