メダカ観察に余念が無い里山です。
真夏日を記録した場所があるそうで、ニュースになってますね。島根県は32℃を記録したそうな。本当によくわからん気象状態です。
さて、暖かくなったからという理由ではないのですが、2日前に生まれたMIXメダカのチビ1号を屋外に出しました。星河移動後でちょうど場所も容器も空いていたので、プラケースの中身ごと全部移動させました。
実は、発見してしまったんですよ。卵を管理していたプラケースの中にアレを……。とてもじゃないけれど、部屋に置いておくのは嫌だと屋外に出してしまいました。
にゅるにゅる!
先に述べてしまいますが、チビたちの水槽に大量のムシが湧いたのが、今回の移動の理由です。
もうね、1匹2匹じゃないんですよ。緑水の沈殿物の中にウジャウジャーって大量に発生していました。
今までは水が濁っていたので気付かなかったのですが、ミジンコにより水の透明度が上がり、その姿が如実に現れたのです。
正体は何?
にゅるにゅるの正体ははっきりとわからないのですが、多分ユスリカのようなムシの幼虫ではないかと思われます。
細長いものから短いもの、2ミリくらいの小さなもの他、とにかく湧いてました。
ただ湧いているだけなら良いのですが、これが孵化するとなると……?
部屋の中が悲惨な状態になることが簡単に予想出来ました。ミジンコがいるから殺虫剤も撒けないし、蚊取り線香的な物も却下。退治する術が手による物理攻撃しかない。
倒すのにどんだけ時間かかるんだ!?さすがに羽虫と一緒に暮らすのは嫌だよね。
原因は水草
ケース内ににゅるにゅるが繁殖していたのは、水草の持込が原因と思われます。ずっと屋外で管理していた水草なので、にゅるにゅるが住み着いていたのでしょう。
一度水草に湧いたにゅるにゅるは、水で洗ったくらいでは駆除出来ません。根の中にまで入り込んでいるからです。卵も何処にどれだけ産みつけられているかわかりません。
成魚がいた頃からいた?
にゅるにゅるは最初からケースにいたと思います。立ち上げ段階から水草が入っていたからです。
ただ、初期は成魚が泳いでいた為、繁殖出来なかったのでしょう。(食われるからね)
天敵がいなくなり、水温が上がり始め、いつの間にかにゅるにゅる天国に……。
移動したチビ
移動は昼に行いました。空の容器にベースを作っておき、ケースの中身を全て入れました。大量に湧いていたミジンコもチビと一緒に移動。新しい環境での共同生活スタートです。
にゅるにゅるが今後どうなって行くかは未知ですが、孵化して何処かに旅立つか、他の生物たちのエサになることでしょう。
夕方になって
移動したチビの様子が気になり、夕方に水槽を覗いて見ると……
新たに1匹生まれていました。今度は黒い個体です。実に興味深い。
おわりに
チビたちをもうしばらく室内で観察したかったのですが、にゅるにゅるに耐え切れず。
白緋MIXの水槽も、同様の理由によりにゅるにゅるが発生しております。
大量とは言いませんが、にゅるっと蠢めく姿がチラホラ。気持ち悪いです。