エビ活にも余念が無い里山です。
捕まえて来たエビの内、1匹が死んでいました。
死因は水槽から飛び出たことによる乾燥(?)です。水槽側でエビの干物になっていました。
それ以外のエビちゃんたちはすこぶる元気で、毎日のように苔をツマツマとし、メダカの群れの中をさわ~っと泳ぎ回っています。
この光景が信じられないのが、エビちゃんを捕まえて来た里山自身です。
今回は買ったエビちゃんと、捕まえて来たエビちゃんの比較の話。8月に入り夏も終盤、ガサガサに行くか否かはアナタ次第です!
死なないエビ
職場(農場)で捕まえて来たエビちゃんたちは本当に丈夫です!
実はこのエビちゃんたち、職場を出る前に里山に井戸水で洗われているのです。
彼らの住む用水路の水は若干の異臭がし、周囲にはスネールがわらわら。変な病原菌を自宅に持ち込みたくなかった里山は、捕まえたエビちゃんたちを洗いました。
洗うと言っても、容器内の水を数回入れ換える程度です。会社の水は井戸水なので、何も気にせずザブサブとやりました。
「こんなことしたら、エビが弱って帰る頃には死んでいるかも……。」
ふっと思いましたが、「その時はその時」と割り切って帰宅をしました。
元気なエビちゃん
帰宅後もエビちゃんは変わらず元気。弱っている気配もありません。容器の水を今一度入れ換え、入念なザリガニチェックを行った後に水槽に移しました。
ぶっちゃけてしまいますが、「水合わせナシ」でそのまま放り込みました。
何処かで購入したエビちゃんであれば、こんなことはしません。持って数日で死ぬのが目に見えてわかるからです。
何故、この時「水合わせ」を省いたかは、小さい頃の体験からです。
川遊びで水合わせをしたことがあるか?
里山は水辺の生物が好きでした。小さい頃は近所の川でフナやドジョウを捕まえて遊んでいました。
たまに捕まえた魚たちを持ち帰り、水槽に放すこともありました。
当時は「水合わせ」などという知識は無く、水道水にカルキが入っていることなんて全然意識していません。川で捕まえて来た魚たちは、強制的に水槽にドボンです。
不思議なことに、野生魚たちは死なないし弱らないのです。(※もちろんケースバイケースです。あくまで今回の里山の場合は……という視点をお忘れなく!)
屋内と屋外
屋内の一定に管理された環境下で育った個体と、そうではない個体は丈夫さが違います。
捕獲したエビちゃんを水槽に放してから数日、死んだエビは干しエビになった彼だけでした。1番ビックリしたことかも知れません。
買って来たエビは全滅した
去年の今頃、里山は近所のホームセンターでミナミヌマエビを購入しました。
ネットから拾って来た情報の通り、水合わせは慎重に行いました。にも関わらず、エビたちは数日で全滅、1週間持ちませんでした。
これを2回、経験しました。
温度差で死なせたことも
冬になり、衝動的にエビを買ってしまったのですが、今度は水合わせ途中に仮死状態にさせてしまう結果に。
ホームセンターの水槽の温度が、里山宅の水槽温度と違い過ぎたのです。
寒風でキンキンに冷えた水面に浮かぶ袋の中、エビたちは次々とひっくり返り痙攣を始めました。あまりの寒さに仮死状態に陥ったのです。
元気になる → 仮死 → 元気と繰り返す個体もいましたが、ほぼ全てが仮死状態から全滅。
「エビなんて二度と買うか!」と思わずにいられませんでした。
捕獲したエビたちの頑丈さが奇跡的にすら感じられます。
買うなら捕獲を選ぶ
すぐ死ぬエビと、そうでないエビ。飼育をするとしたらどっち?
里山なら、迷わず後者を選びます。ガサガサは楽しい上に、取れた獲物が丈夫だなんて最高じゃないですか!!
夏が終わる前に、もう一度野生のエビちゃんたちの捕獲&観察したいと考えています。