マグナ教の布教活動に励む里山ダフニアリーリです。
今朝、2本だけ残してあったミジンコボトルを処分しました。まさか、こんな日が来るとは……!重度のミジンコボトラーだったんですけどね。(笑)
今年も極ブラックたちのエサの確保他、タマ子を複数のボトルで育てていたのですが。
最大で20本近くあったストックが0。今残っているのは種ミジンコの入ったガラス容器のみとなっています。
――どうしてそうなったの?
ボトル管理が面倒になったというのもありますが、最大の理由は「必要が無くなったから」です。
稚魚とミジンコ
今現在、ベランダの稚魚水槽には漏れなくミジンコが入っています。
最初はタマ子のみを入れていたのですが、今は種を限定してはいません。タマ子からオカメまで、里山宅にいるミジンコがごそっと入っています。
ミジンコを入れてあるのは、もちろん稚魚のエサとするためです。
しかし、稚魚たちは口も体も小さく、一度に大量のミジンコを食べることはありません。食べる量より増える量が多いので、ミジンコは全滅することなく稚魚と共生しています。
間引きが必要なくらいに
稚魚用水槽には大量のミジンコが湧いています。あまり数が増え過ぎるのも良く無いので、定期的に間引きを行っています。
間引きしたミジンコの行く先は、もちろん成魚たちの水槽です。
ボトル削減に繋がった
試行錯誤しつつボトルでちまちま育てるより、稚魚水槽に大量に湧くミジンコを間引いて与える方が簡単です。
必然的にボトルをキープしておく理由がなくなりました。
放っておける手軽さ
ボトルはボトルで良い面もあるのですが、数を増やせば増やす程、管理が面倒になって行きます。
管理を怠るとすぐに個体数が減ってしまいますから、多忙な時でもエサやり等が必須。時間をやりくりしてボトルを見る時間を作らないといけませんでした。
稚魚水槽(屋外の緑水水槽)の場合、ミジンコの管理は特に要りません。放っておくだけです。
適度に稚魚が水を汚すこともミジンコ的には良い様で、基本水は足すだけ。
管理が全く必要ないわけではないのですが、管理にかける時間はボトルの何分の1か。非常に楽です。
ミジンコの大きさとメダカ
ダフニアマグナ(オオミジンコ)の登場で、成魚の水槽にもやや変化が。
自分の口より大きなミジンコを、メダカたちは食べません。よって共同生活が可能になったのです。
稚魚水槽とは違う
共同生活が可能になったと言っても、稚魚と成魚では食欲が全然違いますし、口のサイズも違います。稚魚水槽の様には行かないので、その点は注意が必要です。
稚魚水槽の場合
生まれたてか、それからやや育ったサイズのミジンコしか食べれません。口が小さく、少しでも大きなミジンコは食べられないのです。
必然的に食べ残されるミジンコの方が多くなりますから、大きく数を減らすことなく共同生活が出来ます。
成魚水槽の場合
Lサイズになってくるとダフニア(約3mm)でも平気で食べます。が、硬いのか、好んで食べてる感じはありません。食べ残されることもしばしば。
よってここがボーダーと思います。
大きめサイズのミジンコのみが共生可能、他はエサになります。生まれた子ミジンコはほぼエサになると考えて間違いありません。
共同生活は共同生活でも、メダカの数を大きく上回るミジンコ数を入れなければ安定はしません。「束の間の」共同生活ですね。
無敵のオカメ?
食べ頃サイズでもメダカに狙われないミジンコがいます。オカメミジンコです。
水槽壁に張り付いていたり、ホテイアオイの根にくっ付いていたりと、ほぼ動かないので狙われないのです。
動けばエサとして認識されますから、移動時は食べられてしまいますけど……。
飼育数とミジンコ
里山がミジンコを放置しておけるのは、飼育しているメダカの数が少ないからです。人工餌も使用しており、毎日のようにミジンコを食べさせていないからです。
メダカの数が多い、活餌に拘りたいというのなら、爆殖させる必要があります。当然、ミジンコの育成方法が変わります。
おわりに
ミジンコのお陰で、稚魚のエサやりでは随分楽をさせてもらいました。稚魚のお陰で屋外水槽でのミジンコ飼育のきっかけが掴めたのです。
稚魚の大きさに注意しつつ、ミジンコをキープしたいと思います。
おまけ
おたまに脚が出来始めたよ!
尻尾の付け根辺りに小さな脚が見えます。胴体にちょこんとくっ付いているだけで、未だ動かしたりは出来ないようです。これから神経やら筋肉やらが発達して行くのかな。
おたま可愛い。