イーストを買いに行く前に、ちょっと遊んでみた里山です。
ミジンコ様専用のドライイーストが無くなってしまいました。100均で買った1箱のみですが、それだけで3ヶ月以上持ちました。エサやりの感覚が掴めると、案外消費しないものですね。
新たなイースト購入前に、一度納豆菌を与えてみることにしました。
何処かのブログで見たのを覚えていて、少し試してみたかったのです。冷蔵庫に納豆もあったので、早速作業開始。
結果は……
納豆菌とは何者なのか?
納豆菌とは枯草菌の一種です。稲藁などによく付着しています。芽胞の状態で生存出来るため、特殊環境下でも生存可能です。
ゾウリムシや原生動物、カビなどのエサになる他、ヒトとの関わりも深いですね。納豆菌にはオリゴ糖と同じで整腸作用があり、医薬品に利用されている場合もあるとのことです。
この納豆菌、ミジンコ様のエサになるのだとか。ゾウリムシが食べるくらいですから、ミジンコ様が食されても何らおかしくありません。
もちろん納豆の原型で与えるわけにはいきませんから、ネバネバ部分を水に溶かし、飼育水に入れることにしました。
納豆菌水を作る
適当に納豆をかき混ぜていると、次第にネバネバ部分が纏まりだします。その部分を取り出し、水で溶かしてみました。
溶かすと言っても混ぜるわけではありません。やや温い水に入れて放置するだけです。
水に変化が見られる
最初は何の変化も無かった水ですが、時間と共に変化が現れました。
ネバネバが自然に水に溶け、白く濁っています。水そのものの粘度も増しており、片栗粉で軽くとろみをつけたような感じです。
試しに臭いを嗅いでみると……
「くっさーーー!!!」
まー、クッサかったー。(泣)
臭いがまんま納豆です。否、見た目が納豆じゃない分、ギャップで倍くらい臭く感じます。同じ白濁でも、ほのかなアルコール臭が鼻をくすぐるイーストとは大違い!
この時点でミジンコ様に与えるのはどうかと思いましたが、試験的に与えてみることにしました。
納豆菌水で泳ぐミジンコ
結果から言いますと、ミジンコ様は納豆菌水の中でも平気でした。涼しい顔ですいすい~っと泳いでいました。
菌を食べたかどうかはわかりません。
2日間様子を見ましたが、納豆菌水が混じった飼育水が気味悪く、ボトルの中身は空けてしまいました。
飼育水が無駄に
グリーンウォーター+イーストで作った水は、基本的にほぼ臭いません。
里山はミジンコ様を網で濾した飼育水を、何度も使い回していました。
飼育水の使い回しでミジンコ様が全滅したことは、たったの一度もありません。肉眼では見えませんが、水の中にはミジンコ様が生きていく上で必要なモノが沢山入っていると思われます。
飼育水もミジンコ様と一緒に育つのです。(メダカの水もそうですよね。)
今回は500mlのボトル2本分とはいえ、貴重な飼育水を捨ててしまいました。また幹之たちの水槽から水をもらい、イチから作り直しです。
あまり突飛な行動をしてはいけませんね。反省しています。
※常時飼育水を交換しないわけではありませんのであしからず。換え時がこれば換えます。
納豆菌でミジンコは育つのか
正直わかりません。試験期間が短かったので。二度とやることも無いので、このブログでは結論が出せません。
納豆以外の別の物で、また試験を行うかも知れません。
何を食べて育ったかでミジンコ様の味は変わるのでしょうか?可愛いメダカたちのご飯のために、今日も里山はせっせとミジンコ様の世話を焼くのです。(怪)