部屋の片隅をミジンコに支配された里山です。
少し前のことです。里山はミジンコの冬対策として休眠卵を集め、土に振り掛けてストックしています。そのミジンコの土の写真を見た人が一言。
「ピートを混ぜたらどうかな?」
土をただの休眠卵の布団代わりにするのではなく、孵化後も微生物が繁殖出来る状況にすれば、勝手にミジンコが増えるんじゃないかという指摘でした。
面白そうだなと思い、早速試験を開始したのですが……???
土とミジンコ
初っ端から何ですが、里山はミジンコ飼育で土には大変お世話になっています。全滅を回避してくれたのも土でした。
土の中には様々な微生物が存在しており、どうやらミジンコたちはそれを食べて生きているようです。高熱で殺菌した土ではミジンコは育たないことから、そういうことなんだと思っています。
今も土入り容器でミジンコがストックしてあります。
放ってあるだけですが、自然と増えています。爆殖することはありませんが、種ミジンコのストックとしては十分。メダカのおやつも取れます。
仮に全滅してしまったとしても、中の土を乾燥させ水を注げば、ミジンコが復活する可能性が大いにあります。何か安心します。
ミジンコの増える土は作れるか?
ミジンコは自分より小さな微生物などを食べて生きています。(酵母菌や乳酸菌、クロレラなどもミジンコより小さな生物です。)
この菌が自然に増える状態の土を作り、孵化後のミジンコがエサやり無しで育って行くようにするのが今回のミッションです。少し「ピート」について調べてみました。
ピートとは
泥炭のことです。沼地などで植物の遺骸が十分分解されずに堆積し、濃縮されただけの状態のものを泥炭と言います。
植物の遺骸などの有機物の堆積する速度が、微生物が有機物を分解する速度を上回った時に泥炭が形成されます。名に「炭」と付くものの完全に炭化はされておらず、植物の遺骸がそのまま残っていることが多いのです。
ピートモスは園芸用に加工されたものです。通気性、保水性、保肥性が高い素材です。有機酸を含むため、pHは酸性を示すようです。
そして間違った方向に進む
成程!調べている内に、ピートでミジンコが育ちそうな感じがして来ました。先ずは実験です。安価で少量素材が入手出来ればOKなので、早速100均の園芸コーナーを覗いて来ました。
で、あったんですよ。ピートモス。
初めて対峙したピートモスに、正直里山は戸惑いました。ふわっふわの素材に見えたからです。
――……コレ、水に入れて沈むの?
保水性が良い=水を良く吸う素材なんでしょうが、完全に見た目にやられました。失敗を避けたい臆病な里山はピートモスを回避。近くに並んでいた古い土の再生材を手にしました。
何故、それを手にしたかと言えば……
菌がいたから!!(笑)
菌は菌でも色んなタイプがいるから、使うなら調べないといけないんだけど。その時は、なーんも考えずに買いました。
結果、失敗する
あれこれやって、結果失敗しました!!今度ピートモス買い直してきます。
「こんなことしなくても荒木田土入れとけば良いんじゃない?」とも思いましたが、まぁ、色々やって、色々体験すれば良いさと。楽しいから良いのだ。
おわりに
ということで、今は未だ試験中です。
寒さでミジンコが確実に減って行く中、馬鹿なことばっかりやってるもんで、再びミジンコが壊滅寸前に……。持ち直すことが出来るのか?!
コメント
里山さんに試してほしい事があります。外掛けフィルターの給水パイプ側に水槽の中に小さな箱を作り、赤玉土(排水ネット付き)と砂利入れて物理濾過もしてます。これ、すごく効率良くないですか?パイプを砂利の中に突っ込むのです笑吸い込まれる心配ないし、濾過もできるし、吸い上げた水は濾過機内で再度濾過材、活性炭通り水槽へ。どうでしょう?実際してますー
真さんへ
すごーい!賢いですね!!めちゃ良い!!
真さん、それ写真送れますか?ブログで紹介したいです。
松井ヒレ長水槽の緑化は私的にはOKで、この状態で試したいことがあるのです。なので、今すぐ真さんの装置を実装は出来ません。でもとても良い装置と思うので、ブログ記事にして残しましょう♪
里山さんへ
このブログへの写真の送り方が不明です(;;;;;°∇°)教え下さい(>人<;)
土日に写真撮っておきますね(`・ω・´)ゞ
真さんへ
お返事、有難うございます。
こちらから真さん宛てにメールを送信させて頂きました。そちらに写真を添付し、返信してもらえますでしょうか?
貴重な情報提供、有難うございます!!