ミジンコが欲しいのに売っていない―夏と比べ入手がし難い?冬のミジンコ販売。

飲み会で新たな交友関係を広げて来た里山です。

先日、「ミジンコを売って頂けないか?」との問い合わせがありました。業者さんのHPを見はしたものの、売り切ればかりだったそうで。

来春を見越し、ミジンコを早めに入手したいとのこと。とても熱心に飼育に取り組んでいらっしゃる方だなと思いました。

早めにミジンコが欲しいという、その方の気持ちが里山にはよくわかります。そして入手で行き詰まり、困るというのも。

――何故わかるのか?

里山自身が去年の冬から今年の春にかけて味わったことだからです。

冬はミジンコが入手し難い時期です。どうして難しいか他、里山なりの見解を述べて行きたいと思います。

需要が無い

一番の理由は、やはりコレではないか?と思います。

メダカは季節商材とも言える商品です。夏に需要が高まり、冬は低くなります。ホームセンターの売り場を観察していれば、どの時期に向けた商品なのかがよくわかります。

冬場でもメダカ用品を豊富に揃えてるホームセンターを、里山は見たことがありません。

真冬の寒い時期にメダカを購入し、飼育し始める人は、余程のメダカ好きか、或いは、夏まで我慢出来ないせっかちさんくらいです。

そういった一部の人だけを対象に、夏と変わらない豊富な商品(生物)をストックしてくれている業者は少ないと思います。

売れない商品は下げる

冬になり需要が無くなった商品を、いつまでも大量にストックしておくことはコストの無駄です。何より管理が大変です。

以前、里山はNHKさんの取材を受けましたが、その時に聞いた話です。

ミジンコの世界に引き込まれている里山です。 本日、NHKのディレクターさんが里山宅へと来てくれました。 ...

取材に専門の業者さんも回られたそうです。その業者さんは冬の販売を休止しているそうです。詳しい理由は聞いていませんが、冬はやっていないとのことでした。

やはり需要が無いのでは?と思います。

自分で育てているとわかる

里山は冬のミジンコ飼育を中止する予定でした。

①冬の飼育設備が揃っていない

②メダカがエサを食べなくなるので、ミジンコを増やしても仕方が無い

この2点が飼育を中止しようと思った理由です。それに備えて休眠卵の採取をしていたことは、ブログ読者ならご存知のことかと。

朝一でタマミジンコ用の土を作っていた里山です。 タマミジンコの休眠卵を採取するに当たり、底土は必須アイテムです。 ...

自分自身が繁殖を中断しようとしていた立場なので、業者さんが冬に販売を休止しても何の疑問も抱きません。当然かと。

自然界でも手に入らない

――売っていないなら捕まえに行こう!

そんな希望を打ち砕くのが、冬というこの季節です。

無加温の室内でも増えないのに、0℃近くまで下がる野外での採取はほぼ無理です。せいぜいミジンコ生息地の泥を拾い、休眠卵に期待するくらいのことしか出来ません。

根気良く買える業者を探そう

メダカ関連の需要が下がるこの時期でも、きちんとミジンコを扱っている業者さんは存在します。里山が推している猫飯さんは、冬でもミジンコの取り扱いがあります。

猫飯ファンの里山です。 メダカ飼育者に必要なものに、「優良ブリーダーとの繋がり」を里山はあげます。 知識と経験が...

休眠卵を扱っている業者さんを当たっても良いと思います。

里山はサン・ニュートリションさんで休眠卵を購入しました。研究機関や学校の教材として、ミジンコの休眠卵を扱っている会社です。

季節を選ばず、好きな時に休眠卵を入手することが出来ます。(種類が限定されますが)

休眠卵のススメ

新しくミジンコ飼育を始めたい人には、業者さんから袋詰めされて送られて来るミジンコではなく、休眠卵からのスタートをオススメしたいです。

上手に飼育をしようとしたら……

・対象の生物の生態を把握すること

・観察し続けること

この2点が非常に重要になって来ます。

卵から孵化させ、成長を見守る(観察する)ことで、自然とミジンコのことが学べますし、コツのようなものもつかみ易いのでは?と思います。

おわりに

どうしても販売業者さんが見つけられなかったら、里山のようにブログを書いている人に質問をしてみるのも良いですね。いきなり「タダでミジンコちょーだい!」と失礼なことを言わない限り、何かしらの返答はしてくれるかと思いますよ。