チョコレートが大好き、里山です。
『死期が近い』と予想していたエロモナスなメダカのモナ子。
理由はさっぱりわかりませんが、翌日になったらピンピンしていました。
嬉しい反面、先日までの弱り具合は何だったのかと、頭の片隅がモヤモヤしました。単純に寒過ぎて活動が鈍っていただけなのか、はたまた一晩の内に何か劇的なことが起こったのか?
何がどうなったのかは謎なのですが、とにかく持ち直しました。
今は薬浴も止め、普通の水(※普段は汲み置きした水道水を使っています)に戻して経過を見ています。
メダカ、峠を越える?
メダカが弱っているという記事を書いた、すぐ翌日のことでした。力無く、プカ~っと浮かんでしまっていた姿は何処へやら?モナ子はヒレをヒラヒラさせて、容器内を泳いでいました。
「おおおっ!?」
昨日とは大違いの姿に、思わず声が出てしまいました。それぐらいに驚く出来事でした。手の施しようが無く、もう治らないだろうと完全に諦めていたのに……!
――東洋医学でいう陰陽転化がメダカにも起こるんだろうか?
等と思いつつ、モナ子をまじまじと見てしまいました。
陰陽転化とは
陰極まれば陽に転じ、陽極まれば陰に転ずるという変化です。
昼と夜の移り変わりが例としてわかり易いと思います。夜明けは薄暗いですが、日が昇る(陽の気が強くなる)につれ明るくなり、太陽が真上に来る正午には陽の気が一番強くなります。ですが、次第に日は傾き、陰である夜が訪れます。しかし夜もずっと続くわけではなく、深い夜闇を抜けた後に朝を迎えます。
モナ子の場合も、体内でどちらかの気が強まった後、それとは逆に転ずる何かが起きたのかも知れません。
メダカの病気を東洋医学的にみて、きちんとした証(あかし)を立てられたらのなら、治療の仕方がわかるかも……。実に興味深いテーマである。
薬浴を終えて、ただの水に戻す
病気のメダカに対する薬浴は、ずーっとし続けたりはしません。薬品の注意書きにある容量と日数を守り、浸かりっ放しにならないようにしています(たまに忘れることもありますが……)。
モナ子も薬浴を終え、今は普通の水で生活しています。
おわりに
この日、モナ子にエサをやりました。じっと見ていたら、水面近くにやって来て「ちょうだい」という様に口をパクパクしたからです。少量与えてみると、すぐに完食してしまいました。水底に沈んだエサを泳いで取りに行く程でした。
あまりやり過ぎても水が汚れてしまうし、消化管への負担もあるでしょうから、少量を数回にわけて与えました。全部食べてくれました(^^)
食べられるだけの力がある姿は、見ていてホッとします。快方に向かうと良いな。