足場の狭いベランダで、常に落下の危険と隣り合わせの里山です。
無理矢理水槽を増設したせいで、ベランダの足場がさらに狭くなりました。仕方無いので菜園用の土を一袋おっさんに献上し、若干のスペースを確保しました。
土を出すためにジャガイモを早期に収穫したのですが……。
今日はベランダで生きる動植物の近況報告です。
幹之メダカ
里山宅の飼育数最多メダカとなりました。水槽は大きめの発泡容器×2、中×1、小×1の合計4つです。
現在もチビたちが次々と孵化している最中です。
ここまで増やすつもりは無かったのですが、親もチビも「超」がつく程愛らしく、どんどんと増えて行ってます。
親メダカは中水槽
大きくなったチビと小水槽で同居していたのですが、今後の飼育計画に沿って中型水槽に引越しました。
食いしん坊のメスが相変わらず卵を食べてます。
この子たちが泳ぐ水はすぐにグリーン化します。この件に関しては、何れ別記事に起こすこととします。
ともあれ、元気です。
カメラの前をゆっくり泳いで、綺麗な写真を撮らせてくれるのはこの子たちだけ。メダカにも性格の違いってあるんだなぁと、つくづく思います。
大きいチビは小水槽
早くに生まれ、体格のガッシリして来たチビたちは、もともと親メダカたちが泳いでいた水槽で生活しています。
親(=天敵)がいなくなったため、チビ以外にも孵化した針子たちの姿が見られるように。底に沈んだ卵、水草に産みつけられた卵の両方から、どんどん孵化しています。
せっかく泳ぐスペースを確保したのに、数日で過密っぽくなってしまいました。
この水槽の子たちは人工餌は好まず、与えてもほぼ食べません。ミジンコにも限度があるので、そろそろ普通のエサも慣れて欲しいかな。
大水槽には針子ちゃん
片方は死の水槽のようになって来ましたが、2つとも針子専用(?)です。
水の出来ていない水槽は、やはりダメですね。今朝も数匹が落ちていました。
幹之のチビ自体が死に易いと感じていたのですが、水の質で死に方に随分差が出ました。
親メダカが作ったグリーンウォーターによる飼育と、ただカルキを抜いただけの飼育水では「天と地程の開きがある」と思います。
見えないモノを見る力が大切ですね。
コスモメダカ
大水槽×2で飼育しています。
ひとつはセキショウと赤玉土で作った水槽で、親メダカと育ったチビが6匹混泳。もうひとつはチビたちオンリーの水槽です。
幹之と違い、コスモのチビたちはほとんど落ちていません。孵化した内、数匹が(早い段階で)落ちたのみ。ほとんどの子たちが生き残り、グングンと成長していってます。
親子水槽でもイジメは無く、エサも沢山食べます。人工餌、ミジンコ、どちらも選り好みせず食べてくれるので、飼育者としては有り難いですね。
白・緋メダカ
小水槽×1で白・緋が混泳しています。孵化したチビが仮飼育水層に泳いでいます。
生まれた子は白になりました。ブチ子の子じゃ無かった様子。残念!ですが、白の系統は残しておきたかったので、結果オーライです。
野菜たち
スペース確保のためジャガイモは早々に収穫。悲しいかな、取れたのは3個のみ。ですが、廃棄寸前だったジャガイモが3倍に増えたことになるので、「良し」としました。
プチトマトも順調です。
この野菜たちはメダカ水槽の底土で栽培しました。
時折、液肥代わりにメダカの飼育水を与えていたのですが、味は上々!特にトマトは美味しくて、市販のものより美味しく感じました。
ただの赤玉土がメダカたちの排泄物で熟れて、野菜を収穫出来るまでになったのだから、すごいことです。
夏はトマトで終了ですが、土を休ませ、秋野菜に備えたいと思います。
夏のワサビは?
ワサビは大きくなったものと、そうでないものの差が著しいです。
この差は何かと言うと、「根の張り具合」です。上が貧弱で成長の乏しいものは、総じて根が張っていません。
根茎のみであっても即枯れるわけではないので、しばらくは生きています。この間に新しい根が出れば未だ期待出来ますが、そうでないのなら枯れます。
根茎が腐ったこともありました。その時、土から悪臭(ヘドロのような臭い)がしていたので、今は水換えの時に臭気がないかもチェックしています。
おわりに
メダカも植物もみんな元気です。
ベランダは里山にとって無くてはならない大切な癒し空間であり、自然を学ぶ学校でもあります。
これからもせっせとメダカたちと植物の世話をしたいと思います。