メダカ大好き里山です。
ワサビ水槽にメダカを移しました。当初心配していたワサビとの共存生活ですが、今のところ特に目立った影響はナシ。葉陰に隠れている子を発見したので、写真を撮ってみました。
しばらくは経過観察です。
水の様子が変わってきた水槽
立ち上げから約10日程が経った頃でしょうか。植物の成長が良好なこと、水の匂いや色が変化して来たのを見計らい、メダカを投入しました。
室内にいた楊貴妃、緋メダカのチビ、黒メダカの三種を、時間をずらし様子を見ながら水槽に移しました。寒いので活発には動きませんが、今のところ1匹も落ちていません。
葉を広げたセリの根元に隠れているメダカもいれば、流木の下に身を寄せているメダカもいます。
楊貴妃の内、1匹はワサビの植えてある場所がお気に入りのようで、見ると大概そこにいます。水深がかなり浅い場所なんですが。(この写真では中央に1匹と、その右側の葉の下にも1匹隠れています。)
黒メダカは体色と底土の色がマッチし過ぎていて、発見するのが難しいです。この風景に溶け込む感が大好きです。
元気なセリとワサビ
定植後、セリは大きく葉を広げました。本当に丈夫ですね。ワサビの方も枯れる(腐る)ことなく、葉を広げています。
このまま共存していくのか、或いは途中で枯れてしまうのかわかりませんが、今のところ順調に育っています。
水の匂い、色の変化
私はよく水槽の水の匂いを嗅ぎます。意外と匂いは変化します。
立ち上げ時は水道水の臭さ(カルキ臭)があります。まあ、嗅ぎ慣れた匂いでもありますね。それが時間の経過とともに変化します。
同時に水の見た目も変化があります。若干ですが、トロンとした感じになります。場合によっては薄っすらと緑がかったように見えます。
私はこの段階で生体を入れるかどうか考えます。
もちろん、検査紙による水質チェックが確実ですが、見た目や匂いの変化も知っておくと目安になります。
移し替えのタイミングとバクテリア
水槽の中には水草やメダカだけではなく、バクテリアなどの微生物も暮らしています。ですが、バクテリアは水槽立ち上げ時にはほとんどいません。時間の経過と共に増えて行きます。
バクテリアが働くことで生体の出す排泄物が分解され、無害になっていく「生物ろ過」の話は以前記事にしました。
大事なのでおさらいします。
カルキ抜きをしただけでは「水」は出来ていません。その状態で生体を大量導入するとアンモニア中毒で死んでしまうことがあります。
私の場合、水槽立ち上げは余裕を持って行い、10日~二週間程時間を置いてから生体を投入しています。投入まで長いようで、実は短いです。
バクテリアの増殖は、1ヶ月がひとつの目安となります。
アンモニア → バクテリア①が分解 → 亜硝酸塩 → バクテリア②が分解 → 硝酸塩
アンモニアを亜硝酸塩にするバクテリア①の増殖は比較的早く、数日~1週間くらい。亜硝酸塩を硝酸塩という毒性が弱い物質にするバクテリア②の繁殖は、それよりも遅く約1ヶ月ほど時間がかかります。
早い段階でもメダカが投入出来るのは、彼らがパイロットフィッシュの役割を担える強い魚だからです。
おわりに
一応、ワサビ水槽にメダカを泳がせるというミッションはクリアです。まだ投入仕立てなので、しっかりとした経過観察が必要ですね。毎日チェックです!
出来ればこのまま繁殖まで持っていけたらなと思います。
黒、緋はともかく、楊貴妃は楊貴妃で繁殖させるのが良いのでしょうが、可哀想な死なせ方をしてしまったメスを思うと、新たに購入する気になれませんでした。
今我が家にいる子たちだけで十分かな。