お盆もせっせとメダカの世話に励む里山です。
種族が全然違いますが、メダカとウリ類(キュウリ、メロン、スイカ、ウリなど)は似ているなと思っています。
――何がどう似ているのか?
今回はメダカとウリ類の共通点を見ていきましょう。
貰って下さい!
コレです、コレ。
夏のこの時期、メダカは大量の産卵と孵化で数を増やし、ウリ類は次から次へとぽこぽこと生ります。
最初は「嬉しい」「楽しい」なのですが、ある地点から気分は急降下。メダカの孵化数もウリ類の生り方も、それはそれは凄まじいものがあるからです。
結局、個人で捌ききることが出来ず、「貰って下さい」と周囲に呼びかけることになります。
処分出来ない
生まれたメダカの稚魚を平然と処分(ゴミ処理)出来る人は、そう多くないと思います。せっかく実った農作物を始末するのもそうですね。
「もったいない」「可哀想」と、自分では簡単に始末出来ないのです。
計画的に間引け
メダカが一夏の内に産む卵を全て孵化させていたら、とんでもない数になります。ウリ類も同じで、生すがままにしておくと食べきれない程に実ります。
増えて手に負えなくなるのは目に見えているので、計画的に間引きを行うのがベストです。
卵の間引き
間引けと言っておいて何ですが、メダカの卵は間引く必要がありません。親メダカと同居させておくだけでOKです。
卵そのものも親メダカのエサとなりますが、稚魚も格好のエサとなるからです。
わざわざ採卵し別容器で飼育するから必要以上に増えてしまうのです。自身の飼育出来る場所を考え、もう飼育出来ないと感じたら採卵は止めましょう。
ウリ類の間引き
夏のウリ類は本当によく生ります。
豊作の時、不作の時と生り方は一定しませんが、増え過ぎたと感じたら不要な実は摘んでしまいましょう。(残った実に栄養が集中するので、メンテにもなります。)
間引きの必要性
間引きの有無は飼育者(栽培者)の考え方ひとつですが、「貰って!」を連発するくらいなら潔く間引いた方が良いです。
嬉しい人、迷惑な人
「貰って」とお願いして、実際に貰ってくれる人は大まかに2パターン。喜んで貰ってくれる人と、お付き合いで仕方なく貰ってくれる人です。
喜んで貰ってくれる人
「メダカ欲しいな」「野菜が欲しいな」と思っている人は、「あげる」と言えば喜んで物を貰ってくれます。
需要と供給が一致しているのです。
お付き合いは難しい
内心、欲しくないと思っていても、お付き合いで貰ってくれる人が存在します。
「ご近所さんだから」「同僚だから」「友人だから」「職場の上司(部下)だから」など、お付き合いのジャンルは様々です。関係を良好に保つため、相手に合わせているんですね。
――本当は欲しくないけれど、お付き合いで……
このパターンは相手に気を遣わせます。それとなしに「要らない?」と軽く聞いてみるのは構わないと思いますが、「貰って!」と押し付けるのはNGです。
「貰って」の果てに
野菜や果物の場合、最悪はゴミとして捨てることが出来ます。
しかしメダカとなると話は別です。「お付き合いで貰ったは良いけど、コレどうしよう?」と、頭を悩ましてしまう人がいるかも知れません。
飼い切れなくなったメダカは、果たしてどうなるのでしょうか?
川に流して捨ててしまう人がいる
殺すには忍びない、かと言って引き取り先のあても無く。
――では、どうするのか?
「そうだ!川(池)に逃がしてあげよう!!」
こういう発想に至る人が出て来ますから、メダカを無理矢理に押し付けるのは止めましょう。
おわりに
「メダカ貰って」発言は、場合によっては非常に迷惑です。みんながみんなメダカを好きじゃないし、可愛いとは思っていませんからね。
「キュウリ(ウリ類)貰って」発言も同様です。
メダカも野菜も計画的に増やしましょう。
飼育(栽培)そのものが娯楽なので、難しいトコですけどね。(笑)
コメント
「貰って下さい!」
爆笑しましたよ。
きゅうりは困る。
ぬか漬け、炒め物、きゅうちゃん、カレー、、、酢の物、、、
そのまま、
でもでも、、、
飽きた(笑)
メダカは増やさないようにしないと。
ジークさんへ
コメント有り難うございます!
畑をやっている人が身近にいると、絶対言われますよね!「キュウリ貰って」「スイカ貰って」の類は。(笑)
メダカも同じで、夏になると増え過ぎてしまうようです。
でもメダカと野菜は違いますからね。ほいほいと生物をあげるのはどうかと思い、今回の記事を書かせて貰いました。
ジークさんのチビちゃんも、孵化時期を考えると産卵をしていますよね?お気をつけください!!