メダカ大好き里山です。
先日のメダカ講座記事はまだまだ続きそうです。講座の内容を項目ごとにまとめて文章にするって、けっこう骨が折れますね。疲れた……。
今日は息抜きに、荒木田土と赤玉土で作った水槽のその後を書きます。
荒木田土水槽の水は白っぽい
まるで何処かの沼地の一角のようですよね。ガサガサしたら生物が取れそうな雰囲気は大変気に入っています!
ですが、メダカちゃんを泳がせるには水がちょっと心配。
赤玉土で立ち上げた水槽の水が数日で澄んでくるのに対し、荒木田土の水槽は白っぽいままです。
水を注いだ時の濁りは完全に落ち着いていますが、全体的に水が白っぽく色づいたまま。全体的にトロンとしています。触れた感じはサラッとした普通の水ですのが、見た感じはトロンですね。
水道水もメダカを泳がせていると、水が出来てきて何となくトロンとしてきますが、その感じよりもずっとトロンとしてます。
荒木田土は栄養が豊富
荒木田土は水田下層の土や、河川に堆積した土が元です。粘度が高く通気性が悪いものの、土に含まれている肥料分は多めで、単用でも水生植物が育てられる程です。
また、水生植物が自生する環境の土に一番近い土でもあります。
おかげさまで定植したセリは順調に育っています。
一度水面に出ている葉をピンチし、下から顔を出している新芽に日が当たるようにしましたが、再びグングンと育ってきています。
水辺の生物の飼育に向くとは思うのですが、豊富過ぎる栄養が難点とも言えます。運用するにあたっては、水草とのバランス調整が必要です。単用放置は藻だらけになっちゃいそうで……。
未だに水が白っぽいのは、最初に泥を捏ねなかったせいかも知れません。それに、土に対し植えた植物の量が少な過ぎることと、植物自体の活動が弱く、栄養をあまり吸わないことも一因でしょうか。
気軽に屋外水槽を楽しみたいのであれば、赤玉土や砂利の使用が楽で良さそうです。
荒木田土で育ったセリ、腐葉土で育てたセリ
腐葉土と荒木田土。どちらの土も植物の栽培には良い土です。セリも元気に育っています。
栽培された食用セリと自生していたセリということで、出自が全然違う子たちなのですが、どちらも本当に元気です。
食用セリはまだ室内にいますが、気温がもう少し上がってきたら外に出す予定です。伸びてきた葉をピンチして食べてますが、独特の香りがして美味しいです。
自生していたセリは、生えていた場所が農場の片隅なので食べずに様子見。寒い所にいるので葉も赤茶けて紅葉気味です。
あと何回かピンチしたら食べてみます。
ちなみに食用セリはただの腐葉土で育てていますが、外で育てている自生セリはドジョウたちが育てています。
溜まり水と泥が好きなドジョウちゃんたち。
育てると言っても、ドジョウたちは単純に荒木田土に潜っているだけですが、水生生物がいるかいないかは大きな違いだと思います。
食べ比べをしたら記事にしますね。
コメント
里山さん、お久しぶりです。私も最近睡蓮の土として、荒木田土を使いました。でも、底床は多孔質の砂で荒木田土は鉢植えです。睡蓮の鉢を沈めた瞬間、水が茶色くなりました。数日たっても白く濁ったままです。なので1日かけてホースで茶色く濁った水をだんだんと捨てました。そしたらなんと綺麗な透明になりました。荒木田土もこうすればいいのではないでしょうか。
橋本さんへ
お久し振りです(^^)
荒木田土ですが、綺麗になってから何日経過しましたか?水の入れ換えから数日~1週間は綺麗ですが、徐々に濁っていくかと。栄養豊富な土なので状況次第ではすぐです。
過去の経験から、荒木田土はもう使わないかなぁ。赤玉の使い易さを知っていると、どうも荒木田土に手を出す気になれません。
また経過を教えて下さいね。
なるほど、綺麗なのは数日だけなのですね。確かに水槽(タライ)の側面には荒木田土の粒子がこびりついています。これは水槽に手を入れただけで水が濁りそうです。まだ植え付けてから時間が経っていないので、赤玉土に変更します。ちなみに選別漏れや奇形が入っている水槽(セキショウの植え付けに使いました)はベアタンクにしたのでグリーンウォーターになっています。ここは緑色なので、濁っているどうかもわかりませんので、ベアタンクには荒木田土はつ変えますかねー
橋本さんへ
せっかく荒木田土を入れたのですから、しばらくそのまま放置して様子を見てみては?自分の目で観察し、どんな変化があるのか体験してみれば、次回の水槽作りに活きてきますよ!
どうもありがとうございました。またよろしくお願いします。