※この記事にはメダカの亡骸がモザイク無しで掲載されています。グロイものではありませんが、閲覧するか否かは自己責任でお願いします。
おたまアイランドで夢心地、里山です。
先日、極ブラックの水槽に青幹之を入れたという記事をあげました。
4匹そろって仲良く泳いでいるのを目撃し、それから2日経つか経たないか……。突然1匹が死にました。
原因は不明。
ミジンコ飼育用に水槽の水を分けてもらおうとしたところ、濁った水の中から亡骸がふわふわと上がって来たのです。
(やや不謹慎な言い回しですが)新鮮な亡骸の場合、生々しさがあるというか、綺麗で柔らかいです。動いていないという以外、生前と何も違わず。
今回はエラが開いており、体が硬直していました。
さて、一体何があったのか?
死後硬直とは
死後硬直とは、文字通り死後に筋肉が硬くなる現象です。
硬直の開始や状態は環境や温度、対象の年齢などで変化します。一般的には、20℃前後で死後2~3時間程度経過してから徐々に内臓、顎や首から硬直が始まると言われています。
硬直は死後12時間程で大関節、末梢関節などの全身に及びます。
死後30時間~40時間程度で徐々に硬直は解け始め、死後90時間後には完全に解けるようです。
死に伴い筋肉のATP(筋肉を動かすエネルギー)が枯渇すると、筋原線維の収縮タンパクであるアクチン、ミオシンからアクトミオシンを生じて硬化することが死後硬直の原因です。
これはヒトのお話なので、メダカのような小型魚に当てはまらない部分もありますが、死んでから時間が経つと硬くなるという部分は変わりません。
今回の場合は
完全にメダカの体が固まっていました。
発見が早いと指で摘んでもクタ~っとなるのですが、今回は背骨がピンと反ってしまっていました。口もエラも開いた状態です。
死後2時間以上は経過していたものと思われます。発見は昼頃なので、午前中には死んでいたのかな?という感じ。
明方に何かあったのでしょうか?
前日は普通にエサも食べていましたし、別に変わった行動は目撃していないのですが。
亡骸の観察理由
他記事でも書いていますが、病気や寄生虫の有無を確認するために、亡骸を発見した時はなるべく観察をするようにしています。
別にそこまでせずとも、速やかに亡骸を取り除けばOKと思うのですが、原因がはっきりしていないと気持ち悪いので……。
余程顕著に症状が出ていない限り、里山のような素人が見てもわからないんですがね。
今回も原因はわからず。急に環境が変わったせいか、或いは、それ以外の何かか。とにかく突然死は後味が悪い。
おわりに
死の原因がわからないと対策もしようが無いものです。
今のところ残されたメダカたちは生きていますし、別に変わった様子も見られません。亡骸に特別おかしな痕跡も無かったことから、病気やケガの類では無いと判断しています。
ともあれ、経過観察。すぐに追加のメダカを入れず、しばらくはこのままです。
コメント
はじめまして。
今までこっそり参考にさせて頂いてました(^ ^)
実はうちも今朝、里山様宅と同じ様に謎の死に至った子が居まして、、、
稚魚水槽で他の子よりも少し大きかったのでそろそろ移動、、、と思った矢先でした。
また経過がわかりましたら参考にさせて頂きたいです。よろしくお願いします。
エリさんへ
コメント有り難うございます。
その後、メダカたちの様子はどうでしょうか?
私のところでは、極たちには別段変化ナシ。他水槽でトラブルが……。
生物の飼育って、本当に気が抜けません。
返信ありがとうございます(^ ^)
それが何事も起こらずで。
親達は食欲の塊になってますが笑
またまた弱い子だったのか???とますます奥が深いなと思う今日この頃です。
エリさんへ
コメント有り難うございます。
引き続き経過観察ですね~。成魚になるまで気が抜けません。