メダカに翻弄される里山です。
幹之のチビとコスモのチビの見分けがつきません。実物も写真もじーっくり見ているのですが、全くわかりません。
卵の内から水槽をわけていなかったら、絶対に仕分けは無理!
メダカの達人は、些細な違いも見逃さないのでしょうか。(アイキャッチ写真は幹之とミジンコ)
両方とも一緒に見える
思い返してみれば、コスモと幹之は卵の状態から区別が付きませんでした。中に見えている稚魚の色がほぼ一緒だったからです。
↓幹之
↓コスモ
緋と白の2色しか孵化させたことがなかったので、黒い稚魚というのはとても印象的でした。
その時は「幹之もコスモも初めの内は黒っぽいのか。」くらいにしか思わなかったのですが。
横見はしていません
幹之とコスモには「体型」という大きな違いがあります。コスモはヒカリメダカですから、背ビレと尻ビレが対照的な形になっているのです。
透明な容器に移して横から姿を確認してみれば、色に惑わされること無く判別が出来るかも知れません。
生まれたて間もない子たちをわざわざ別容器に移す必要は無いかな?と試してはいませんが、気にはなっています。
観察してはいるものの
毎日飽きもせずチビたちを観察していますが、生後1ヶ月経ってますます似て来たなと感じています。
本当は「あ、やっぱり違うな!」と相違点に気付くはずなんですけどね。
写真を見比べてみましょう。
↓幹之
↓コスモ
こうして見てみても、全く判別が出来ないです。
緋メダカと白メダカの場合は?
この2種はどちらも黒色素胞を持ちません。発生初期の段階では、両方とも白っぽく見えます。
ですがよく見てみると、緋メダカの方は薄っすらと黄色がかっています。白メダカにはない黄色素胞を持っているためです。
じっくり見て見分けがつく子もいれば、つかない子もいます。品種改良の進んだ昨今のメダカ事情では、一発で稚魚の種類を見分けることは困難かも知れません。
それこそ、何年も何年も飼育を続けていないと無理じゃないでしょうか。
違いわかりますか?
里山にはわかりません。
おわりに
品種ごとにきちんと管理して飼育したいという人は、卵をしっかりと分けましょう。採卵してからではわからなくなってしまいます。
大人になれば嫌でも体型や体色が変化してくるので、判別は可能となります。
数多くの品種改良メダカが出回っていますが、稚魚の内から際立った特徴が出るのは極一部のメダカのみと思います。
孵化直後は判別が難しい!