メダカ水槽の掃除をしていた里山です。
強烈寒波が来るなんて本当かな?と思ってしまうような、温かく天気の良い一日となりました。
あまりにも温かかったので、屋外のメダカ水槽をお掃除。
終わって、室内の星河たちにエサをあげようとした時のことです。まるまると太ったメダカがフグのようで可愛らしいな、でも太り過ぎじゃないかなと、目で動きを追っていたら……
Σ(゚д゚;) 「卵付いてるじゃん!!」
急いで掬い上げ、身体検査してしまいました。(汗)
孵化してから7週
星河の卵が到着したのは12月上旬です。到着と同時に「おぎゃあ」と生まれ、死んでいった稚魚は多数。
生き残った個体を大切に育てること約7週間。
無事に幼魚期を乗り切ったメスが、卵をちょろんとくっ付けていました。どういった状況で産まれたかは謎ですが、冬飼育初の卵となりました。
孵化後2ヶ月で抱卵は可能
適切な環境下に置けば、メダカは2~3ヶ月で産卵が可能な状態になります。
春に生まれた個体が夏に産卵するくらいです。メダカの寿命が約1年と考えると、特別早くは感じないですね。
見つけたのは1つのみ
メスの腹に付いていた卵は1つだけでした。他にもあるかどうか、ホテイアオイの根を調べてみましたが見つからず。
他のメダカたちも観察してみましたが、卵を持った個体は最初のメス1匹だけでした。
素直に喜べない卵
飼育しているメダカが初抱卵となれば、飼育者は「やったー!」と喜ぶものです。里山も例外なくそうなのですが、今回は喜びと不安が半分ずつ。
不安の理由はメスの膨らんだ腹と、小さ過ぎる体です。
頭を過ぎる思い出
星河の腹に、冬に死なせた楊貴妃のことが思い出されました。
――このまま行くと、あのメスのようになるのでは?
程好く太っているのは何とも思わないのですが、何だか膨らみ過ぎているような。
成熟し切っていない体
メダカ館でも似たり寄ったりの体型のメダカを見かけましたが、その時の個体はれっきとした成魚でした。
孵化して2ヶ月前後のメダカが抱卵するのはおかしなことではありませんが、まだまだメスの体が小さいです。
内臓機能的に卵は作れるのでしょうが、器である体が伴っていない感じがします。
何処かで詰まってしまわないでしょうか……。
おわりに
心配なこともありますが、何はともあれ初の卵です。
記念撮影はしたけれど採卵はしませんでした。抱卵の回数と数が安定して来るようであれば採卵しようと思います。
今は未だ「待ち」の状態ですね。
1月22日追記
ホテイアオイの根の間の狭い場所を、やたら通りたがる個体を発見しました。「もしや?」と思い、根をチェックしてみたら……
1つだけですが、産み付けられていました。
この行動に少しだけ安心。(本能的なものでしょうが)きちんと「卵を産んだ」という認識があったんだなと。
この1個は記念に採卵させてもらいました。種無しかも知れませんが、メスが一所懸命産み付けた卵には違いありません。やっぱり嬉しいです。