メダカ水槽とアオミドロ―糸状の細長い藻が繁殖し始めた容器を見て、メダカが☆になったことを思い出す。

薄暗い夕刻でもメダカと遊びたい里山です。

ミジンコ容器に細長い糸状の藻が繁殖し始めています。栄養が豊富な水、日当たりの良い場所と、いかにも藻が生えそうな場所に容器を置いているので仕方ありませんが。

水中を漂う髪の毛のような藻を見て、あることを思い出しました。

去年の夏、屋外水槽で飼育していたメダカが、藻に絡まって死んだことです。その時は特に原因であったり繁殖していた藻について調べることはありませんでした。

今回少しだけ気になって調べたのですが、どうやらアオミドロという藻のようです。

突然アオミドロ

里山は未だに藻が繁殖する前兆がわかりません。気付くと生えているので、「突然」のように感じてしまいます。

今回もそうです。

土しか入れていなかった容器に、気付いたら緑の毛(笑)が生えていました。

アオミドロとは

細長い髪の毛のような藻です。成長すると太く硬くなりますが、分枝はしません。様々な淡水で見られる、ありふれた藻です。

アオミドロ(水綿、青味泥)

・アオミドロ属(Spirogyra)に属する藻類の総称

・糸状をしており、細胞内の葉緑体がリボン状をしている

・特に端で固定することは無く、先端に向かって伸びて行く性質がある

・糸状の藻が全てアオミドロとは限らない。ぬめりがあり肉眼で確認可能な太さで、枝分かれがなければアオミドロである可能性が高い

藻の生える条件

藻の繁殖する条件は幾つかありますが、「日当たりが良い」「水中の栄養が豊富」の2条件を満たすと簡単にもじゃもじゃしてきます。

メダカ大好き里山です。 ある日、職場の方(仮にAさんとします)と話していた時のこと。 「うちメダカ飼ってるんです...

絡まる生物

繁殖したアオミドロをよく見ていると、所々でミジンコたちが絡まっていました。抜け出せる個体もいれば、もがき続けている個体もいます。

アオミドロも水槽を構成する生物のひとつではありますが、同じ水槽内の仲間を絡めてしまうのは頂けませんね。

絡まって死んだメダカ

去年の夏に作った腐葉土水槽でそれは起きました。

栄養のたっぷりと溶け込んだ茶色い水(腐葉土の色が滲み出る)、直射日光に晒される環境とあって、その水槽には瞬く間に糸状のトロトロ藻が繁殖しました。

今思えば、それがアオミドロでした。

水槽壁にびっしりと生えた藻は次第に勢力を増し、ついに犠牲者(魚)が……。

その時に死んだのはヒレ長の楊貴妃です。どのように絡まったのかは不明ですが、発見した亡骸は藻がヒレのあちこちに絡まっている状態でした。

即掃除をするも

藻の勢力が強過ぎるため、すぐに掃除を開始。が、水槽壁に僅かに残った藻が日光を浴びて成長、瞬く間に元通りになってしまいました。

藻の繁殖が酷過ぎること他、様々な理由でその水槽は撤去しました。

低温でも繁殖する

厳密に測ったことはありませんが、秋から初冬にかけての水温(10℃前後)であれば普通に繁殖します。

去年作の水槽を見ていた限りでは、他の生物の活動が鈍る分、より一層繁殖している感がありました。

その時入れていた水草はホテイアオイとマツモです。

ひとつは枯れる、もうひとつは冬に向けて活動を抑えにかかる時期です。栄養を取り合う競争相手がいなくなった分、どんどん成長しているようでした。

繁殖条件を知れば対策出来る

一旦繁殖するとどうにもならないアオミドロですが、初期段階であれば防げなくもありません。

条件をカットしていこう

・水中の栄養分が多い

・光量が多い

藻が繁殖するのに上記2つは、とても大きな要因となります。

逆に考えれば、上記2つをカットしていくことで、藻の繁殖を極力抑えることが出来るとも言えます。

富栄養化を抑える

方法は幾つかありますが、簡単に出来ることは「生物のエサを控えること」です。食べ残したエサは巡り巡って藻の栄養になります。それを減らすのです。

栄養をグングンと吸ってくれる水草を投入するのも有効です。

要は同じ栄養素を求める競争相手の投入ですね。藻が栄養を吸い上げる力より、水草の力が勝れば藻に栄養は行きません。勝者が生き残ります。

光を調整する

直射日光を当て過ぎないよう日除けをする、明るい日影に水槽を置くなどの光対策をします。

全く光を当てないというのは植物以外にも悪影響が出ますから、カットのし過ぎは厳禁です。

おわりに

今のところアオミドロらしき藻の繁殖はミジンコ容器のみです。屋外のメダカ水槽で繁殖している様子はありません。

どの水槽も日光が良く当たる場所には置いてあるので、アオミドロが繁殖しない何かしらの理由があるのだと思います。

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