時間の無い時に限って異変を発見してしまう里山です。
コスモメダカの水槽を今季中にリセットしなければいけない可能性が出て来ました。
――何故か?
大量死こそしていませんが、コスモの水槽だけ妙に天に召されるメダカが多いためです。理由は未だはっきりしないのですが、寄生虫が濃厚かと。
つい数日前にメダカの遺体を発見したかと思えば、今朝もまた動かなくなったメダカを発見してしまいました。
その咽喉元には、赤い出血の痕が……。
外部からの脅威
コスモの水槽だけ死亡率が高いのは、エビちゃんの導入とは切り離して考えることが出来ません。自然界から採取したものには、何が混じっているかわからないからです。
他の水槽で同じような死に方をしているメダカが1匹もいないというのも、コスモの水槽だけに何かが起きているということの証拠になるかと。
実際にエビちゃんを捕って来た用水路の水は決して綺麗とは言えず、名もわからない小さな生物も住んでいました。
クリーニングの仕方が不十分だったのでしょう。今まで見たことの無い生物も、エビちゃん導入で発生しています。
ウネウネした生き物
↓今朝発見したコスモの亡骸です。すぐにピンセットで外へ出したのですが、里山は見てしまったのです。
少し解りづらいのですが、メダカの尾の辺りに生き物がくっ付いているのがわかりますか?尾ヒレ中央下の黄色っぽく見える半透明の塊がそうです。
2枚を比べてみると、生物が移動しているのがわかると思います。下の写真では、ウネウネはメダカの体表を這い、本体にまで差し掛かっています。
これ、エビちゃん水槽で見つけたウネウネと同じ生物です。
果たして、メダカの遺体にそうタイミングよく付着しているものなのでしょうか?里山の中を悶々とした何かが駆け巡ります。
プラリアナか?
プラリアナには三角の頭に、目のように見える点という特徴が存在します。それがこの生物には見当たりません。
この生物は伸びたり縮んだりして移動します。動きは意外と早く、水がある場所ならあちこちへと動き回ります。
プラリアナを否定し、次いで出て来たのがヒルです。
ヒルについて調べていくと、カワニナにヒルが寄生していることもあると書かれた記事が出て来ました。
「……ん?カワニナ?!」
里山がエビちゃんを採取して来た場所には、カワニナが住んでいました。
ウオジラミ説は何処かへ。カワニナについていた寄生虫(ヒル)が混入、メダカに何かしらの影響を与えているのでは?との疑惑が急浮上しました。
実は大量にわいている?
室内のエビちゃん水槽にウネウネを発見した時、複数匹の姿が見られました。綿棒で捕獲し処分するも、何処からともなくウネウネが発生する始末です。
気持ちが悪くて水換えをしましたが、何時の間にかウネウネが復活。
飼育水をよく見ると、2~3ミリ前後のもの(目に付き易いもの)に混じり、塵のような極小個体がウネウネとしているのです。
そして何時の間にか増えて行きます。
――水槽の中は、もっと悲惨なのでは?
悪い予感しかありません。メダカたちが死んでいる理由がウネウネであれば、水槽をリセットするしか手がありません。
長くなりそうなので、今日はここまで。続きはまた次回。