メダカの背骨が曲がり出す―フラフラ泳ぐ奇形のメダカを発見。その背中、いつからですか?

旅先のメダカに「ブブ漬けでもどうどすか?」と勧められた里山です。

フラフラと力無く漂うコスモメダカを発見しました。残酷なようですが、冬が来る前に死んでしまうだろうなと予想しています。

実はこのメダカ、数日前にある異変に気付いて、「アレ?こんなんだったっけ?」と思った子なのです。

元気一杯だったチビの時とは違うその姿に、モヤモヤとした嫌な気分だけが降り積もっていきます。

漂う「へ」の字

ヒカリメダカには背骨の奇形がよく出ます。交配時にきちんと親の選別をしないと、次世代に背曲がりの遺伝子が受け継がれることになります。

改良メダカの宿命でしょうか?

色や個性を追求していった結果、遺伝子的に何らかの欠点を持つ個体がよく見られます。その部分を掛け合わせ、固定させることで新たなるメダカが生み出されることもあるのですが。

成長と共に変化が現れた

1~2センチに育ったチビたちの中に、そう酷い背曲がりを持つものはいませんでした。プラケースに入れ横見した時も、気になる個体はありませんでした。

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しかし、ここ最近になって奇妙な個体を見かけるようになったのです。

奇妙さの正体

具体的に言いますと、上からメダカたちを見た時に、やたらと背中が膨らんで見える個体が出現しだしたのです。

以前に似たような状態の個体を見ているので、原因が何となくわかってしまいました。

背骨の奇形、です。

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奇形だらけだった緋メダカのチビたちも、横見はもちろん、上から見た時の感じがおかしかったのです。背中がぽっこりしていたり、尻尾が「く」の字であったり、泳ぎ方が他の子と違っていたり……。

成長してからの発現もあるのですね。確認のため、フラフラ泳ぎの個体を透明なケースに入れ、観察してみることになりました。

水温が下がる前に

予想通りの展開です。弱ったコスモの背骨は大きく歪んでいました。

メダカの背曲がりは遺伝によるものがほとんどであり、成長する(=骨格がしっかりしてくる)につれ、顕著に現れるようになります。

保護をするか否か

秋に見つけたメダカであれば、隔離して様子を見守るべきかな?と思います。

理由は以下に記しておきます。

冬を乗り切れない可能性

個体差や状況もありますが、背曲がりの個体の中には、既にかなり弱っているものもあるのです。

弱い個体の多くは、気温が下がり出すと死んでしまいます。少しでもストレスを軽減させるため、一時的にプラケースなどに分け、室内で飼う方が良いかも知れません。

病気の蔓延を招く

弱っている個体=抵抗力の乏しい個体でもあります。ありとあらゆる病気に罹患してしまっても仕方がありません。

水槽に病原菌を撒き散らされないよう、普段からよく注意しておきます。

おわりに

朝見つけたフラフラ君ですが、帰宅後も辛うじて生きていました。朝同様、水の中を漂ってはいましたが……。

無事に越冬出来たとしても、フラフラ君を親とする繁殖は避けることになるでしょう。背曲がりの奇形は遺伝し易いからです。

しばらく経過観察を続けます。