メダカの産卵床に水草を使う場合の注意点―実に疑わしいメダカが誕生。調べた結果……。

疑わしいメダカを発見、調べた里山です。

先日、緑幹之を見つけた記事をあげました。

毎日がメダカ日和の里山です。 青×青から出た白幹之を移した時に、偶然に紛れ込んだ1匹のチビがいます。他の白チビたちと違...

その直後に、今度は銀に輝くチビを発見。こういうこともあるのかと、早速チビほ捕獲し、別水槽へ移しました。

それから2日程の間、移したチビを観察していたのですが、ある疑問がふっと浮かび上がりました。

――この子、本当に幹之?

繁殖期に産卵床となる水草の使い方を間違えると、こうなるという話です。

幹之水槽で生まれた別種

幹之稚魚の水槽を覗いた時のこと。他の幹之たちと少し色合いの違う子が1匹泳いでいました。

前日に緑幹之を見つけた水槽です。

「もしかして?」と、変わった色(黒に銀。普通の幹之なら青に光る部分が銀だった)のメダカを掬い上げ、他の水槽に移しました。

それから2日間、じっくりと観察しました。

別に何かを怪しいと疑ったわけでもなく、単純に「どういう成長をするんだろう?」という好奇心からです。

しかし、見ている内にモヤモヤとした感じになりました。何だか幹之とは思えないのです。決定的な何かがあったわけではなく、単なる勘です。どうも幹之の持つ雰囲気と違うのです。

ヒレの形を調べることに

里山宅には青幹之、コスモ、緋、白、紅白のメダカがいます。内、幹之とコスモは孵化時の姿がそっくりで、全く見分けがつきません。

体長が1センチくらいになるまで、ほぼ判別は不可能です。(※ベテランは除く)

観察しながら、ふっと目の前にいる子は「コスモなのでは?」と思いました。

水槽をわけているので、混じるはずがないのですが……。横見でヒレを確認すればスッキリするだろうと、プラ容器で捕獲しました。

体型で異なるヒレ

ヒカリメダカのヒレの形は特徴的です。

デジカメにコーヒーを零した里山です。(泣) 先日、コスモたちの一部が嫁に行きました。職場の方のご家族にメダカ愛好家がい...

里山宅の幹之は普通種体型の子たちなので、ヒレの形で幹之かそうでないのか判別が可能です。

早速捕獲したチビを横から見てみました。

写真でわかるように、上下が対になったような形です。「やはりコスモか……。」と、非常にがっかりとしてしまいました。

どの時点で混じったのか

孵化は各種族ごとで行いました。混ぜておくメリットも無いですし、交雑する予定もありません。わざわざ混ぜるような真似は一切しませんでした。

しかし、1匹の混入が見られたわけで。

記憶を辿っていくと、1つ、思い当たることがありました。

水草が卵を運んでくる

新しく稚魚用の水槽を立ち上げる際、里山は他の水槽からウキクサを頂戴していました。間引いたついでに……といった感じです。

どうもそこに卵がついていた様子。アオウキクサに卵が付着していたようです。

移動は気をつけて

繁殖期は何処に卵を産みつけているかわかりません。何かしらの理由で水草を移動させる場合、事前の卵チェックをしっかりと行います。

今回のように孵化させてしまうと後が面倒です。見分けがつく段階まで来たら、すぐにでも水槽を移し変えましょう。放っておき交配させると厄介です。

まとめ

・水草は種類に関わらず、産卵床となっている可能性がある

・水草の移動を行う場合、事前に入念なチェックを行う

一番は「移動させないこと」でしょうか。仮に移動させても、同種族内にしておくなどの配慮が必要です。