メダカ大好き里山です。
先日、うちの緋メダカのチビに異変を発見しました。急遽隔離、様子を観察している最中です。(背曲がりは生まれつき)
屋外で飼育していたメダカですが、体調不良と低水温では治るものも治りません。今は家の中で一緒に暮らしています。
家に入れてしまったので、寒さが残る内は外に戻せません。しばらくは共同生活ですね。
季節ごとのメダカのリズムをしっかり見計らわないと、屋外に移した段階で弱らせてしまいますから。
メダカを屋外飼育に切り替えるタイミング
以前、記事にもしましたが、メダカは冬眠をします。
低水温という生命を脅かす事態に対し、じいっとして無駄なエネルギー消費を避け、生命維持を優先しているんですね。
寒さからメダカを守るために屋内に入れることはあっても、凍えるような寒い時期にわざわざ屋外にメダカを出す人はいないでしょう。
気温が低い時期の屋外水槽への移動は、基本的にはしません。移動させるなら、メダカの活性が上がる時期を見計らって移動をさせます。
メダカの活性が高まり始める頃
メダカは春から夏にかけて、活動が活発になります。産卵が行われるのもそのタイミングです。生殖行動には多くのエネルギーを費やしますから、裏を返せば、それだけ体が元気だということです。
屋内から屋外へと移動させるのであれば、寒さがひと段落し安定した暖かさを感じるようになる3月後半~4月頃でしょうか。(日本の何処に住んでいるのかにもよります。)
日照時間とメダカ
日照時間だけで見ると4月と9月あたりはほぼ一緒の長さですが、冬になるにつれ太陽が傾いて行くので、気温の上がり方が異なります。「これから暖かくなっていく時」と「だんだん寒くなって行く時」では、先にあるものが違いますよね。
メダカの活性も春から夏は上がりますが、秋から冬は下がります。
・暖かな場所から寒い場所への移動
・寒くなっていく時期に、屋内から屋外へ移動
上記2点は避けた方が、メダカに優しそうです。
屋外と屋内の差
今、私の家には屋内・屋外の両方の水槽があります。ヒーターも入れていないのに、屋内と屋外では明らかな違いが見られます。
・屋外水槽のメダカは昼まで水底でじっとして動かないのに対し、屋内水槽のメダカは朝から泳いでいる上、エサも食べる。
・屋外水槽のホテイアオイは枯れ始め、根に藻が生えてきたが、屋内水槽のホテイアオイは綺麗な葉色をしており、根が成長している。
・屋外水槽のマツモは一部が白化してしまったが、屋内水槽のマツモは青々している。
細かく見ていけば他にもあるのですが、注目すべきはメダカの活動でしょうか。
温度が数度高いだけで、動きが全然違います。外のメダカたちはやたらと隙間に入り込みたがりますが、屋内のメダカたちはそんな行動をしません。
以上からしても、冬の間はそっとしておいてあげるのが一番ですね。
まとめ
・メダカを屋外飼育に切り替えるのなら、活性が高まっている春~夏に行う
・冬眠中はそっとしておく