メダカと日照時間―繁殖条件のおさらいと光周性

メダカ大好き里山です。

繁殖条件に関しては何度か記事にしてきました。外部講習に出たものも含めると3記事程でしょうか。

今回はそのまとめ的な内容となっています。

オスとメスを一緒に飼う

メダカはオスとメスがペアになり、交尾をします。よって繁殖のためにはオスとメスが必要になります。

問題は、メダカ初心者にはその区別が出来ないことです。

オスメスのペアリングが出来るよう、丁寧な販売をしてくれるブリーダーもいますが、普通は網でガバッとすくって終いです。

繁殖を考えるなら、最低限、オスとメスを見分けれる目が必要です。

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安心は出来ない「まとめ買い」

例えば、繁殖を目的とし、10匹のメダカを購入したとします。

この内訳が重要です。理想はメスの方が多いこと。10匹ならオス:メスが2:8くらいだと良いですね。ですが、そう都合良くはいきません。

もちろん、メスが少ないから繁殖しない、なんてことはないのですが。

メダカのオスにはメスの食事を邪魔する習性があるそうです。水槽内にオスが多い場合、メスは十分な栄養が取れません。栄養が取れなければ卵を作ることが出来ません。

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お互いの相性がある

繁殖期を迎えたオスメスだからカップルになる、とは限りません。ヒトと同じですね、メダカにも好みのタイプが存在します。

1対1のカップリングより、好みの相手を選べるような環境の方が繁殖率は上がります。

気をつけて欲しいのはメスです。

メスはオスの刺激が無いと産卵出来ませんが、卵は光と気温の条件が満たされれば作られる仕組みになっています。

産卵(卵を体外に出す) → オスからの刺激が必要、単体では産めない

卵の成熟 → 光に依存、オスの存在は関係ない

繁殖条件が整っているのにペアが成立しないと、メスのお腹は産めない卵で一杯になってしまいます。(過抱卵)

メダカと日照時間

メダカの繁殖と日照時間(日長)は切り離せません。メダカの繁殖行動には、13時間以上の日照時間が必要となります。

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生物の光周性

光周性とは、日照時間の変化に対して、生物が示す様々な反応のことを言います。

メダカの場合ですと、日照時間が長くなれば繁殖行動を行います。長くなった日照時間に対し、繁殖をするという反応が起きたわけです。

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逆に日照時間が短くなることで繁殖を行う生物もいます。

植物でも夏に実をつける植物と、冬に実をつける植物がありますよね。生物たちにとって、光(太陽)がどれだけ重要かわかります。

水温と栄養

メダカは水温が低いと活動が鈍り、繁殖をすることが出来ません。栄養不足では卵が作れず、やはり繁殖出来なくなってしまいます。

繁殖は「光」「水温」「栄養」の条件を満たすことで可能となります。

おわりに

今回は今まで書いてきたことの復習となりました。何度書いても「自分自身、きちんと理解出来ているかな?」と、記事を読み返してしまいます。

1代限りで飼育を止めるのなら別ですが、そうでないのなら飼育者にとって繁殖は重要なイベントです。次世代もご一緒出来る様、環境を整えていこうと思います。

先ずは卵を産んでもらうこと。

今期はメダカ好きのおっさんから頂戴した幹之とコスモの繁殖が、私の大きな目標でもあります。せっかく頂いた子たちですからね、おっさんに「子ども生まれたよ!」報告がしたいです。