ミジンコウキクサ投入!メダカ完全無視に涙目

メダカ大好き里山です。

以前から欲しいなと思っていたミジンコウキクサを購入しました。

季節は冬。寒くなると大概の植物は休眠期に入ってしまいます。すぐにダメにしてしまうかもという不安が頭を過ぎりましたが、覚悟を決めて購入してみました。

ミジンコウキクサとは?

ミジンコウキクサ(学名:Wolffia globosa)

分類:オモダカ目サトイモ科ウキクサ亜科

原産国:南ヨーロッパ

ミジンコウキクサとは世界最小の顕花植物です。こんな小さな植物なのに花が咲くんですね!驚きです。開花の時期は本州では7月~10月頃。ですが、開花は非常に稀とのこと。受精した場合、出来る種子は1個だけ。しかし、開花が稀なら結実もやはり稀なようです。

南ヨーロッパが原産の外来種であり、南北アメリカ、アフリカやアジアなどに広く移入されています。日本では関東地方、北陸地方以西から九州、沖縄に定着しています。

普通、浮き草には根がありますが、ミジンコウキクサには根はありません。楕円形の葉状体(葉と茎の融合したも)しかなく、主に出芽(栄養生殖)によって増えます。出芽とは、親の体に小さい突起(子)ができ、やがてそれが大きくなり独立していく増え方です。

環境によっては爆発的に増殖

特に肥料を与える必要も無く、日光さえあれば良いというお手入れ簡単なミジンコウキクサですが、ちょっと厄介なこともなくはないのです。

環境が整うと爆発的に増殖します。水槽一面ウキクサでびっしり、なんてことが起きてしまうんですね。専用の水槽で増殖目的で育てている分には良いでしょうが、そうではなかった場合、水槽によってはリセットの必要が出てきます。なんせ相手は体長0.3~0.8ミリくらいしかありません。その小ささゆえに様々な場所に潜り込み、完全に除去しきれなくなってしまいます。

上の写真からも小ささがわかると思います。水滴と一緒にいろんな場所にペタペタひっついてきてなかなか取れません。

必要の無い場所に混入させないよう、触る際は気をつけた方が良さそうです。

日光は不可欠、寒くなると沈みます

植物なので日光が無ければ枯れてしまいます。30℃前後の水温で活発に活動しますが、それよりも高い36℃くらいになると枯れていきます。また温度が低下してくると水中に沈みます。寒いので体内にデンプンを蓄え、水中でじっとするんですね。水温が上昇すれば再びウキクサも浮上してきます。

枯れかかっていたり弱っている植物は、葉が黄緑色(元の色より薄い色)に変化する場合が多いです。ミジンコウキクサが沈み出した場合、色の変化にも注意してみましょう。

メダカの腸に優しい?ミジンコウキクサの効果

ミジンコウキクサの利点と言われているもののひとつに整腸作用があります。植物なので食物繊維が豊富、その働きによるものと思われます。良いですね!

実はこれこそ、私がミジンコウキクサを欲しかった理由でもあります。

ヒトも肉や魚などの動物性タンパクのみを摂取し続けると、腸内に悪玉菌が増加し、便の状態が悪くなります。腸の状態が悪くなってくると、体全体の調子も悪くなってきます。メダカも人工飼料やアカムシばかりじゃダメだと思ったんですね。活餌のミジンコなども動物性タンパクですし、何より消化が悪そうです。(言うなれば生肉ですから)

「野菜サラダを食わせたい。」

そこで行き着いたのがミジンコウキクサでした。

もともと野生のメダカは雑食性で、いろんな物を食べています。ですが飼育下に置かれているメダカたちは自分でエサを選べません。こちら側がエサに気を配る必要があります。食事のバランスは、ヒトもメダカも大切ですよね。

ミジンコウキクサの利点

整腸作用以外の利点を記しておきます。

・色あげ作用(カロチノイドによる)

・ビタミンやミネラル分が多い

・食べ残しても水が汚れない

・水草としての効果(群生による日避け、水質保持)

カロチノイドは抗酸化物質です。生活習慣病の予防や、摂取することで日焼けに対する抵抗をあげるなど、ヒトもその恩恵を受けています。おもしろいですね。

メダカにミジンコウキクサをあげてみた結果

はい、写真のままです。

無反応でした!

ミジンコウキクサが届いた嬉しさに、「ひゃっほう!」とウキウキでメダカちゃんにあげてみたのですが……。あげたタイミングが悪過ぎました。この日の天気は曇り、気温も全然上がっていなかったので水温も低いまま。水底でじっとして動きませんでした。まぁ、寒い日の普通の反応ですね。

ですが、ミジンコウキクサは水草なので、そのまま浮かしておいてもOK。他のエサならそうもいきません。食べ残しを放っておいても良いというのも、実に大きな利点ですね。