紅葉の始まった山で遊んで来た里山です。
えー……、先日購入した極ブラックですが、全然懐きません。いや、すぐに懐けとは言わないですよ?お互いを知るには時間がかかるものですからね。
ですが、里山を見るなり逃げるのを止めて頂けないでしょうか?
愛称を極ちゃん改め「ブルブルちゃん」にしました。いつも人影に怯えてブルブルブルブル。一体里山が何をした?!(怒)
まぁ、怒っても仕方無いんですけどね。
ブルブルブラック
ここ数日は良い天気が続いており、気温の上昇も十分です。20℃以上になる昼などは、メダカたちも水面近くをスイスイと泳ぎ、元気な姿を見せてくれます。
その中にあって、全く姿を見せない種がいます。
先日購入した極ブラック幹之メダカたちです。(以後、ブルブルちゃん)
気配にブルブル
ブルブルちゃんたちの水槽は、ベランダへの出入り口付近にあります。室内から覗くことが出来る場所にある水槽でもあります。
天気の良い暖かな日、そろり外の様子を見れば、水面近くを泳ぐブルブルちゃんたちの姿が。
と、思いきや、里山がベランダに出た途端、あちこちへと逃げ回り、最終的に水草の影に隠れて動かなくなります。
「擬態かよ?!」と思うくらいに、水草と一体化し動きません。
時期的なものもあって一層警戒心が増しているのはわかりますが、さすがにそこまで警戒されるとムッとしてしまいます。(←器の小さい小者感バリバリw)
青幹之も懐かなかった
他所から頂戴して来たメダカで、懐くまでに時間がかかった種は他にもいます。
今や里山のベランダに欠かせない存在となった青幹之も、おっさん宅から頂戴して来た当初は全く懐きませんでした。
里山がベランダに出るだけでビクビク。エサをやるにもビクビク、そして食べない!
今は余程で無い限りは逃げませんし、手を翳すと近寄って来ます。(そっとしておいて欲しい時があるようで、そういう時は逃げてしまいますが。)
何時くらいから上手に付き合えるようになったかは覚えていません。
潔く今年は諦める
ブルブルちゃんとの意思疎通は、今年は無理だろうと諦めています。
一番の理由は、これから冬へと向かう時期だからということです。
寒い時は警戒心が上がる
活性が下がる冬場は、ちょっとしたことが命取りになります。メダカたちは自身の命を守るため、物陰に身を潜め、外敵からは必死で逃げ回ります。
そんな時に近付いても嫌がられるだけです。
環境の激変
ブルブルちゃんはメダカ屋さんから購入しました。
元いた水槽では、沢山の仲間たちと泳いでいたことでしょう。
そんな中から5匹のみが隔離され、全く知らない環境に運ばれて来たのです。もしもヒトでしたら、ホームシックに罹り、心身共に追い込まれていてもおかしくありません。
また、孵化した時から知っていた店主と今の主では、顔も雰囲気も違います。「おかしいな」と感じているはずです。
いきなり「懐いて!」「エサ食べて!」では、メダカたちも怯えることでしょう。
時間をかけて徐々に慣らしていくしかありません。
おわりに
来年の春、暖かくなった頃には様子は違っていると予想します。
理由のひとつはメダカの活性が上がること。活性が高まり素早く動けるようになったメダカは、何もしない人影にそこまで強い警戒心を抱かないと思うのです。
人影が見えるとエサがもらえるということを学習すれば、ますます逃げる頻度は下がるでしょう。
来季の交配でブルブルちゃんたちを大量に増やしたいと思っています。焦らず、ゆっくりとコミュニケーションを図っていきます。