メダカに付いているうんこを、ついついじーっと見てしまう里山です。
気温がぐっと下がり、年間で一番寒いと言われる1月と2月の狭間。移動させた白黒メダカたちは、皆元気です。警戒心が強いのは相変わらず。里山には泳ぐ姿は見せてくれませんが、太陽が出ている時間は日向ぼっこをしています。遠目でしっかりチェック!
一方で、青幹之たちのデカ容器。強制水換えから数日経ちましたが、こちらも特に問題無さそうです。
……と、思いきや。
底を見てみると、1匹死んでいるのを発見しました。
※注意
崩れかけているメダカ様の亡骸写真を掲載しています。一切加工しておりません。自己責任で閲覧下さい。
弱っていたメダカか否か
実は、青幹之たちの容器には、1匹弱ったメダカがいたのです。前から知っていました。
そのメダカは泳ぐ姿に力が無く、動作は緩慢であり、里山が近付いても逃げる気配がありません。やや尾鰭が沈み、斜めに傾いていました。赤い斑点の様なものが確認出来たことから、エロモナスに感染したメダカと推測しています。
弱った個体ではありましたが、他のメダカに影響がなさそうなので放置してありました。治療に自信が持てず、下手に死なせてしまうなら、自然な状態で置いておこうと思ったからです。
――あのメダカ、やっぱりダメだったかぁ
そう思ったのも束の間。底に沈む亡骸を見て、「あれ?」となりました。
里山が認識していた弱りメダカより、明らかに小さいのです。その亡骸は発見が遅かったので、形が崩れていました。だからといって全長が縮むことはないし、頭の大きさも違います。
あれれ?と容器内を捜せば、弱りメダカはきちんと生きていました。しかも、理由はよくわからないけど、動きが幾分か俊敏です。他のメダカたちに混じってササっと逃げていたので、全然気が付きませんでした。赤斑は変わらずなのですが……。
とんだメダカ違いです。まぁ、違っていても、そうじゃなくても亡骸を取り出す作業には変わりなく。大きいピペットを使い、メダカを容器から吸い出しました。
亡骸を取り出した後にやること。それは、観察です。
メダカから情報を読み取れ
体の小ささ(約1.5センチ)が影響したのか、メダカの体は随分崩れてしまっていました。冬の水温でここまで崩れるのも珍しいなと思いつつ、メダカを観察。死因が何か、わかる範囲で探っていきます。
頭部を見ると、頭に白いモコモコが付いていました。
――水カビ病かしらん?
それにしても、立派過ぎるモコモコ。カビじゃなく脳が飛び出てたものかも?亡骸の傷み方が酷いので、ピンセットで触れる等はせず。見るだけです。
毎日メダカを見てるので、こんなモコモコついてるメダカいたら、さすがに気付きます。きっとブログにも載せるはず。ということは、存命中は(外見に関しては)気になる箇所が無かったのか?
結局は死因はわからず終いでした。
おわりに
メダカが死んでいた原因はわかりません。エロモナス疑惑のメダカの動きが俊敏になっていた理由もわかりません。
――水換えの影響はあったのか、否か?
環境の変化が、何かしら影響を与えたとは思いますが、どれくらいの影響であったかは謎です。大多数のメダカたちには、特に変わった様子もありませんので。
もしかしたら死んだメダカは水換えの際、セキショウに絡んでいた個体なのかも知れません。
根に潜っていたメダカを、気付かない内に傷付けた可能性があります。この寒さですから、ちょっとしたことが大ダメージになったのかも?
やはり寒い時は、そっとしておく……が一番ですね。