メダカ大好き里山です。
メダカ飼育を始めると、いろんなグッズや一緒に泳がせる生物、新しい水草などが欲しくなります。
少数ですが、私も何点か買いました。
買ってよかったもの、失敗したもの、どちらもあります。今回はミジンコウキクサと発泡スチロール水槽のレビューです。
アフィリリンクは一切ありませんのでご安心を。
ミジンコウキクサのその後
以前、メダカにサラダを食べさせたいなという思いから、ミジンコウキクサを購入しました。
確かに水面に浮かべればメダカは寄って来ますが、他のエサより食い付きが良いわけでもなく、「あれば少し食べる」といった感じです。
寒くなれば食欲は落ちます。その分を差し引いても、美味しそうに食べているようには見えません。赤虫は争奪戦になるくらいの食い付きっぷりなので、ミジンコウキクサはメダカにとってご馳走ではないのだなと感じました。
冬場の生野菜は体が冷えるかしらんと観察をしつつ、しばらく放置。
数日が経つ頃にはメダカはウキクサに見向きもしなくなり、残ったウキクサは水槽の壁にくっつくゴミと化しました。
見てて不快だったので、お掃除して除去することに。サッパリしました。
休眠に入り、沈んだ個体が水温上昇に伴い復活するかも知れません。もしそうなったら始末すると思います。アオウキクサの方が可愛いです。
メダカにははったい粉(麦焦がし)をあげても良いとのことだったので、植物性の食事を摂らせたい時は、別メニューを考えます。
発泡スチロール水槽の弱点
発泡スチロールで出来た水槽は優秀です。メダカ用に作られたものは強度も高めで、耐久性にも優れています。使い勝手も良いです。
ですがメリットばかりではありません。
どれだけ断熱性、保温性に優れていても開口部(水面)と外気の接触は防げません。つまり、水と空気の間で、温度を奪ったり奪われたりのやり取りが発生します。
寒くなれば水温は下がるし、暑くなれば水温は上がります。プラケースのような急激な温度変化は無いものの、過信していると中身が全滅、なんてことも可能性としてはゼロではないですよ。
発泡スチロール水槽の商品案内を見ていると……
「メダカの飼育に最適」
「保温性に優れ、屋外飼育に最適」
「断熱性が高く、屋外の気温変化を最小限に抑える」
他、商品を欲しくなるように、良いことばかり書いてありますが、実際に使ってみるまではわからないことです。赤玉土に関してもそうなのですが、何が最適かは色々試してみないと知ることは出来ません。
開口部を工夫して弱点を補う
断熱性に優れた発泡スチロールですが、接してない部分には意味がありません。開口部は水面が丸出しなので、直射日光の入る真夏、夜間の気温低下が大きい冬は注意が必要です。
我が家の屋外水槽は二種類。どちらも発泡スチロール水槽なのです。ひとつは覆い無し、もうひとつは不織布で覆ってあります。
不織布水槽の中身は水草と白メダカのチビたちです。覆いのあるなしの差を見てみたくて、試験的に不織布をしてみました。
不織布はビニールのような保温性がありません。よって水温は他の水槽と大きくは変わりませんでした。
ですが、布一枚だけでもあると違うようです。他の水槽全てに氷が張った朝も、不織布水槽は凍りませんでした。水草の色持ちも良いです。覆う物を別の物に変えれば、もっと差が出てきそうです。
使い勝手の良さはホントに魅力と思うので、今後も使っていきたいですね。
他の商品レビューについても、順次アップしていきたいと思います。