自分のご飯よりメダカのエサやりを優先する里山です。(ミジンコ→植物→メダカ→自分)
去年の夏「緑色の青幹之かも?!」と一目置いたメダカがいます。クロちゃん(愛称)です。
未だ若魚だった頃のクロちゃんは、独特の緑の光沢を持っていました。頭には可愛い黒のハート模様。クロちゃんの愛称はそこから付きました。
そのクロちゃんですが、そう緑の濃いメダカにはなりませんでした。大人になると色が変化していくもので、通常の青幹之たちと大きくは変わらず。少しだけ異なる色合いにより、飼育者の里山には判別が可能です。
今日は立派なレディ(?)に成長したクロちゃんの話など。
緑色の幹之にならず
小さな頃のクロちゃんは緑っぽい体色をしていました。
青幹之の中には緑色の個体が生まれることもあることから、「これが緑の幹之か?」と興味津々で観察していたものです。
しかし月日が経つにつれ、クロちゃんは一般的な青幹之っぽい色になって行きました。
若干色合いが異なるので、毎日見ていると他のメダカと区別が付きます。ですが、「緑」と呼べるような色にはなりませんでした。
メスとわかる
成長したクロちゃんを観察したところ、ヒレの形状からメスということがわかりました。去年の話です。
その時は時期的に秋でしたし、未だ成長段階だったので何もせず。他と混じらないように白幹之の水槽に入れて育てていました。
今年になり、クロちゃんの子供を育てようと選別した青幹之たちの水槽に移しました。
変化した〇〇
それから1ヶ月程たち、「あれ?」と不思議な変化に気付いたのが今日のこと。毎日見ていても、細かい部分までは見切れていないんだなぁとつくづく思いました。
クロちゃんの尻ビレが、いつの間にか二股になっていたのです。
病気を疑う
ヒレにキラキラとした縁取りが現れたのには気付いていましたが、まさか二股になっているとは思いもしませんでした。
初めて見る変化だったので、病気かも知れないとオロオロ。掬って間近で見てみれば、病気でも何でもなかったという。(笑)
白幹之のオスの一部も尻ビレが形状変化したので、もしかしたらヒレの変化は出易いのかも知れません。
これを固定し、品種として確立させるのは難関でしょうが、たまにぽろっと出て来る分には珍しくないのだと思います。
遺伝させるか否か
里山はヒレに対する関心が薄いというか、普通種体型が一番カッコイイと思っているので、特に二股系統を残す努力をしないと思います。
クロちゃんの子孫に受け継がれることがあれば、それはそれで良いかなと。
おわりに
注目していた割には、そう珍しい色合いにならなかったクロちゃんですが、綺麗なメダカに育ったと思います。
ヒレの変化も里山を楽しませてくれました。
今年生まれのチビたちにも、ドキドキを提供してくれる個体が現れるでしょうか?
コメント
おはようございます。
私の場合は先ずは自分がさきですな(笑)
自己中ですから^^昔人間ですから、親が何でも先でしょ^^
本文に入りますが、我が家の子も、飼った稚魚の中に楊貴妃ダルマの中に、黒が一ひきいて、今はきれいな三色ドウリンでした。
多分、混ざったのだと思います。
まあ、それもよしですな^^
ごん
ごんさんへ
コメント有り難うございます。
私も自己中(笑)なので、自分を優先していますよ~。自分がやりたいことが「メダカやミジンコの世話」なので、ご飯前に目一杯楽しんでから食事の仕度です。
三色のメダカちゃん、良いですね。改良メダカにあまり関心の自分ですら、錦鯉を思わせる三色には見惚れてしまいます。