メダカが好き過ぎて、どうにかなってしまいそうな里山です。
プレゼント用の幹之を選び終えました。極普通の幹之です。サイズはMサイズかな?と思います。
この子たちを選び、移動用のプラケースに移したのは夕刻です。本当は昼にやりたかったのですが、都合がつけれなかったので、帰宅後なるべく早い時間帯に行いました。
理由は水温です。
室内と屋外の寒暖差
かなり早い段階から「秋だ、秋だ」と里山は呟いておりました。今なら秋を多くの人が実感出来るようになったのではないでしょうか。
日照時間の短縮、朝晩の冷え込み……。明らかに夏とは違った感じが、9月になってから増しています。
ちなみに今現在(9月16日)の日の入と日の出は……
日の出 5:35:52 日の入 17:58:36 (前日の最高気温26.3℃ 最低気温19.0℃)
7月の祝日である海の日(7月17日)と比較すると……
日の出 4:50:36 日の入 19:06:29 (最高気温32.6℃ 最低気温23.7℃)
具体的に数字で表されると違いがわかりますね。7月と9月は数字的にも体感的にも、全くの別物です。
室内と屋外は違う
屋外では朝の水温20℃を下回ることも増えて来ました。室内はどうか?というと、朝でも20℃を上回っていることがほとんどです。
部屋の中は自然とヒトが過ごし易い気温になっているのです。当然、そこに置かれている水槽の温度も、ヒトの生活に合わせた温度となっています。
そのような快適な温度帯から、屋外の自然任せの温度帯に放り出されたらどうなるか?
メダカを外へ移動させるのなら、9月がラストチャンスでは無いでしょうか。10月にはもっと気温が下がり、とても移動させられなくなってしまいます。
朝晩の冷え込みと昼
里山がメダカの移動を昼に行いたかった理由は、水温以外の何者でもありません。
ここ最近の冷え込みは随分と増しており、水温が20℃以下になることもザラです。夏と比べ、メダカたちの動きにも変化が見られます。
こんな時にメダカの移動は出来ません。
18℃~20℃くらいなら、移動させても死ぬメダカはいないでしょうが、多少なりビックリはします。出来ればあまり動かしたくは無いのです。
昼と太陽と水温
とても単純なことですが、日が昇るにつれ気温(水温)が上がります。
朝の飼育水と昼の飼育水、手を触れて確かめたことはありますか?全然温度が違います。
朝はヒヤッとする体感のまま、20℃以下になっていますし、昼から夕刻にかけては、太陽に温められて23℃~くらいの温度にはなっています。(※地域によります)
冬の寒い時でも、日の高く上る日中は、メダカも水面近くにやって来ます。お日様の元気を貰って、水が暖かいからです。
水温の上昇はメダカの活性上昇でもあります。
活動の鈍くなっている時と、活発になっている時、どちらがメダカにパワーがあるかはわかりますよね?
メダカの移動は活性が高まっている時に行うのがベストです。
繁殖力と寿命
余談になりますが、9月に入ってからベランダのミジンコボトルを撤去しました。
理由は繁殖にあります。
ミジンコにも繁殖に適した温度帯があります。そこを外してしまうと繁殖しません。次世代を生むことが無いままに、数週間程度の寿命を終えてしまいます。
増える前に寿命が尽きれば、容易く全滅します。
ヒトの生活に温度が深く関わっているように、水に住む生物たちに水温は深く関わっています。温度には気をつけましょう。
おわりに
水棲生物を飼うのであれば、水温計は重要なアイテムです。100均の物で構いませんから、最低でも1本は持っておくべきです。
温度は生物の活動と密接な関わりを持っています。
――どうして毎日の天気と共に気温が知らされるのか?
それが生きていく為に大切なことだからです。ヒトもメダカも根本は大して変わらないのです。
自身の生活を気にするように、メダカたちの生活も気にかけたいものですね。